立ち上がりの失点で崩れたプラン…長谷部「評価しづらいゲーム」
ゲキサカ / 2017年11月11日 2時52分
[11.10 国際親善試合 日本1-3ブラジル リール]
8月31日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(2-0)でW杯切符を手にしたあと、3月に手術した右膝の影響で日本代表チームを途中離脱し、10月の親善試合でもコンディションを考慮されて招集を見送られたMF長谷部誠(フランクフルト)が、ダブルボランチの一角として4試合ぶりに出場した。
自身にとっては13年6月15日のコンフェデレーションズ杯以来となるブラジル戦のピッチ。前半は立ち上がりこそ前にボールを運べたが、5分すぎから相手に支配を許し、10分、17分、36分と前半のうちに3失点して試合を決められてしまった。
「非常に評価のしづらいゲーム。早い時間帯に失点して、もったいないゲームをしてしまったと思う。後半は前からハメて良い形もつくれたけど、本気のブラジルにもっとそれをチャレンジしたかった」
ブラジルが前半からセットプレーで確実に点を決めにきたところについては、「差は非常に感じた」と率直に言った。ゲーム運びとしては「失点後、前から行くのか、しっかりブロックをつくるのかというところでチームとして統一し切れなかった。そこは自分で責任を感じている」と反省した。その言葉どおり、日本は前からプレスをかけたときにある程度ボールを奪える場面はあったが、その分、奪われてからカウンターを受ける回数が多かった。
「早い時間帯に失点すると、心理的に自分たちも点を取りたいという気持ちになって、少し速いタイミングで前から守備に行きたがるところがある。でも、相手はカウンターが真骨頂。行くところと引くところ、それをハッキリさせるのも自分の役目だった」
次は中3日でFIFAランキング5位のベルギーと対戦する。「ブラジル相手に感じた手応えを、ベルギー相手にどういう試合をするか、自分でも楽しみ」と話した。
(取材・文 矢内由美子)
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