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3戦連続“1-0”の徳島北が初優勝!前回選手権、総体Vの徳島市立にリベンジ達成:徳島

ゲキサカ / 2017年12月1日 18時41分

初優勝を果たした徳島北高

[11.12 選手権徳島県予選決勝 徳島市立高0-1徳島北高 徳島市球技場]

 第96回全国高校サッカー選手権大会徳島県予選は12日、徳島市球技場で決勝を行い、前回大会覇者の徳島市立高を1-0で破った徳島北高が開校・創部21年目で初めての全国選手権出場を決めた。同カードだった夏のインターハイ予選決勝では惜しくも敗れていたが、最後の大舞台で見事にリベンジを果たした。

 春先の新人戦で県制覇を成し遂げた徳島北だったが、今年6月に行われた県総体、四国総体では、いずれも徳島市立と決勝で対戦し、0-1で敗れた。「どっちも同じような負け方。決め切るべきところを決め切れず、失点をしてしまった」(佐藤城介監督)と、反省すべき点は明確だった。

 そこで今大会は「決めるところで落ち着いて決めること、気が抜ける時間をつくらないこと」を徹底した。すると準々決勝、準決勝にいずれも1-0で競り勝ち、決勝の舞台で“リベンジマッチ”を実現。佐藤監督は「やり返すのはここしかないぞ」と発破をかけ、選手たちを送り出した。

 序盤から徳島北が主導権を奪いにかかった。前半3分、MF小林竜來(2年)の左CKがこぼれたところから、長身のFW久米川直也(2年)が空中戦で競り勝ち、FW池田匡志(3年)が強烈なシュート。惜しくも相手ディフェンスに阻まれたが、立ち上がりの勢いそのままに決定機をつくった。

 ところが、スキルフルな前線を擁する徳島市立も徐々に持ち直していく。前半19分、左サイドを攻め上がったDF原田隼佑(2年)のクロスを起点に敵陣ゴール前で混戦を展開。立て続けにシュートを放ったが、MF岡健太(2年)の渾身の一発がクロスバーを直撃するなど、仕留め切ることはできなかった。

 スコアレスで迎えた後半も、立ち上がりは徳島北のペースとなった。MF扶川怜央(3年)のパスを受けた小林が右サイドを切り裂き、PA内深くまで侵入して右足でシュート。これは惜しくも枠を外れたが、同8分には、ゴール左斜め前からの小林のFKに対し、扶川が高い打点のヘディングで狙い、徳島市立ゴールを襲った。

 それでも時間が経つにつれ、またしても徳島市立がギアを上げる。後半9分、FW岡田京介(2年)のドリブルシュートはGK儀宝智也(3年)に見事な横っ飛びで防がれたが、同17分には最大の決定機。左サイドで浮き球を収めたFW小延将大(3年)のクロスをファーサイドで岡田が頭で落とし、原田がダイビングヘッドで押し込むも、岡田にオフサイドがあったとして得点は認められなかった。

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