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J1昇格のV・ファーレンに続く!先制弾の長崎総科大附FW中村「先生も喜ばせたいですし、長崎のみんなも喜ばせたい」

ゲキサカ / 2017年11月13日 9時31分

前半3分、長崎総合科学大附高FW中村聖鷹が左足で先制ゴール

[11.12 選手権長崎県決勝 長崎総合科学大附高 2-1(延長)長崎日大高]

 前半3分、長崎総合科学大附高はゴール前のこぼれ球に反応したFW中村聖鷹(3年)が左足で先制ゴールを突き刺した。国見中出身で「全国に行きたくて」長崎総科大附へ進学したというレフティーは小回りの利くドリブルと左足のシュート、ラストパスで存在感。そして、目標としてきた選手権のピッチに立つ権利を勝ち取った。

 この日、決勝戦が開催された試合会場はc\V・ファーレン長崎のホームスタジアムである、トランスコスモススタジアムだった。V・ファーレン長崎にはOBのMF吉岡雅和も所属。長崎総科大附の選手たちは前日11日、V・ファーレン長崎がJ1昇格を決めたホーム讃岐戦をDAZN(ダ・ゾーン)を通して観戦していたという。

 地元のクラブを応援してきたという中村は「中学校の時とか、V・ファーレンを見てきたので嬉しいです」と語り、この日、決勝点を決めたMF田中純平主将(3年)は「良い刺激をもらっています。自分たちも全国で結果残したいという刺激になりましたね。(高木琢也)監督さんが小嶺先生の教え子ということで、サッカーも自分たちに似ている部分がある。特にファンマは凄いと思います」と刺激を受けていた。

 かつてV・ファーレン長崎の社長を務め、チームの苦しい時代を支えた小嶺忠敏監督は「V・ファーレンがよく頑張ってくれた。強くなれば観客も来る。最初はそう簡単にはいかない」。小嶺監督は部員13人だった島原商高を全国の頂点にまで導き、当初は「放っておいたら(選手が)練習に来てくれなかった」ところから国見高を鍛え上げ、数々の全国タイトルをもたらした。そして教え子たちとともにチームの基盤を作ったV・ファーレン長崎のJ1昇格。次は、チームの指導を始めてから7年間で5回目の選手権全国大会に出場する長崎総科大附の活躍に期待がかかる。

 長崎総科大附の選手権での最高成績は初出場した12年度のベスト16。中村は「自分たちの代で結果を出して(小嶺)先生も喜ばせたいですし、長崎のみんなも喜ばせたいと思います」と意気込んだ。長崎県勢の選手権優勝は03年度の国見が最後で、04年度の国見を最後に4強進出もない。それだけに今冬、長崎総科大附が全国舞台で長崎サッカーをさらに盛り上げる。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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