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日本vsベルギー 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年11月15日 12時42分

MF長澤和輝をねぎらうハリルホジッチ監督

[11.14 国際親善試合 日本0-1ベルギー ブルージュ]

 日本代表は14日、ベルギー・ブルージュのヤン・ブレイデルスタディオンで国際親善試合を行い、ベルギー代表に0-1で敗れた。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「一言だけ、残念だ。チームは良い試合をしたと思う。1人(シャドリ)に4人が抜かれ、もったいない失点をしてしまったが、ブラジル戦よりもいいゲームコントロールができた。攻撃面では得点につながるチャンスがあったに関わらず、それができなかったことが残念だった。いい結果を求めていたので残念だが、このような結果であっても、先ほどロッカールームでは『大きなライオンを倒すところまでいったぞ』と選手たちを祝福した。次はもっとよくなると思う」

─ブラジル戦からどのような点が改善されたか。
「まず心理面でより良い準備ができた。ブラジル戦のあと、ようやく彼らはブラジルに対等とまではいかないが、かなりのところまでプレーできることに気付いた。ブラジル戦の最初の20分は相手をリスペクトしすぎたところが問題だった。今日は最初の10分から入りがよかった。2、3回のチャンスもつくった。最初の5分、10分で浅野にもう少し経験、冷静さがあればゴールできたのかなと思う。試合全体を通してはブロックを高い位置、低い位置でオーガナイズできていた。我々が与えたアドバイスに対して、彼らはしっかりリスペクトしてやってくれた。ただ、パスのところで簡単に失ってしまったところが心配だ。ラストパス、得点を取らせるためのパス、3対1のシチュエーションでフィニッシュまでいけたが、いいチームならこれを何なく決める。経験が足りない選手が多いので、まだ伸ばすところがたくさんある。この2試合を通して、いろんな結論を導き出せた。我々にまた別のトレーニングが必要であることを、あらためて教えられた。W杯本大会に向けて、より良い準備ができると思う」

─導き出された結論というのは。
「まずこのチームにものすごく可能性を感じた。守備のところはブロックをつくれば、どんなチームでもボールが奪えることを証明した。今度はボール奪ったあとの冷静さをトレーニングしなければならない。できるだけ速くボールを前の局面に進めていかないといけない。つまり背後にボールを導き出すということ。良いチョイスをする、良いパスをするということが問題になる。今日は本当に多くのチャンスがあった。そこは自信や経験の問題になってくる。ブラジル戦、ベルギー戦に初めて出た選手もいたが、相手も強い。負けてしまったので満足はしていないが、成長するため、学ぶために来たというのもある。私の頭の中にはアイデアがあって、もう少しここを伸ばしたいというのもある。それはタクティクス、メンタル、テクニックにおいてだ。個人で違いを見せつける選手が足りないということも時々思う。ブラジルには何人かいる。ベルギーにもいた。両サイドの選手もすごかった。こういう違いを生み出せる選手が我々はまだ足りない。特に点を取るというところ。ただ、そこを求めても仕方がないので、我々は組織プレーで、トップパフォーマンスで挑んでいかないといけない」

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