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清水桜が丘は1年生FW松永が同点弾!抜擢に応え、静岡のベストイレブン、最優秀新人にも選出

ゲキサカ / 2017年11月18日 21時32分

前半アディショナルタイム、清水桜が丘高の1年生FW松永颯太が同点ゴール

[11.18 選手権静岡県予選決勝 清水桜が丘高 1-1(PK4-3)静岡学園高 エコパ]
 
 大舞台で1年生FWが大仕事をしてのけた。清水桜が丘高は0-1の前半アディショナルタイム、MF松下祐也(3年)がインターセプトからシュートへ持ち込むと、こぼれ球にいち早く反応したFW松永颯太(1年)が左足で同点ゴールを決めた。

「GKがこぼしたので押し込むだけでした。練習でのシュート練習からこぼれてくるのを狙っていた。練習通りに活かせて良かったです」と松永。1年生FWは立ち上がりに迎えたビッグチャンスで決めきることができなかったが、2度目のチャンスを逃さず、チームに歓喜をもたらした。

 注目エースMF白井海斗主将(3年)が清水桜が丘に在籍していることも、進学した理由だという松永は、その憧れの先輩と前線でコンビを組んでプレー。白井から「自分らしく貪欲にやれと言われていた」というこの日は、前線でのボールキープでも奮闘し、カウンター攻撃の起点としても奮闘していた姿が印象的だった。

 松永は今年の関東・静岡のRookie LeagueBリーグで得点王とアシスト王に輝いた注目FW。一方、9月の段階でもまだ下のカテゴリーのチームで活動していた松永は、Aチームが参戦しているプリンスリーグ東海に登録もされていなかった。

 だが、彼への高い評価を口にしていた大瀧雅良監督は、Aチームでの公式戦の出場が無いまま選手権予選で松永を先発に抜擢。大瀧監督は「ウチのクリアボールを競りながら相手の嫌なことができる。それをひょいと引っ掛けていってしまう。(ドリブルも武器だが、)ドリブルするのは誰でもできる。蹴ったボールに対して、ここ溢れるかなと狙っていけるのはなかなかいないですね」と起用理由を説明していた。数々の好選手を育ててきた大瀧監督や片瀬晴城コーチの確かな目によって出場機会を得たFWは、優勝に貢献する活躍を見せて大会のベストイレブンと最優秀新人にも選出された。

「練習からアピールし続けてきた。自分の特長を活かした結果がこの結果に繋がったので、これからも特長を伸ばしていきたい」と松永。選手権全国大会へ向けては「静岡県では得点王が取れなかったので、全国で得点王取れるように頑張りたいです。こぼれ球に反応するとか、裏への飛び出しとかを磨いていきたいです」と意気込んだ。注目の1年生FWは初の全国舞台でも結果を残して、また期待に応える。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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