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[MOM2331]広島皆実FW岡本拓海(1年)_成長著しい1年生ウイングが5連覇に導く決勝ボレー

ゲキサカ / 2017年11月19日 21時35分

FW岡本拓海(1年)が広島皆実高を全国へ導いた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.19 選手権広島県予選決勝 広島皆実高 1-0 瀬戸内高 広島広域公園第一球技場]

 均衡を破る先制点が生まれたのは後半5分だった。左サイドでパスを受けた広島皆実高FW森内幸佑(2年)のセンタリングを、MF藤原悠汰(3年)が折り返したところに、左サイドで森内に縦パスを出したFW岡本拓海(1年)が飛び込む。

「左から右にロングボールが入ったので、中への折り返しに詰めようと思った」という動きが実り、ゴール前中央で滑り込みながら右足ボレーで合わせると、ゴール左に転がって先制点。これが結局、5年連続出場を引き寄せる決勝ゴールとなった。
 
 インターハイ出場を逃した夏以降に多くの1、2年生がメンバーに食い込んだ広島皆実にあって、仲谷洋平監督が「1試合ごとに良くなっていった」と語る1年生の左ウイング。2次リーグを前に主力のFW若宮健人(3年)が負傷離脱したのをきっかけにチャンスをつかみ、準決勝の崇徳高戦では2-1の勝利に導く逆転ゴールを決めている。

 この日の決勝は「3年生の引退が懸かっていたので、チームの足を引っ張らないように、一つひとつのプレーを丁寧にやっていこうという意識で臨んだ」と語るが、足を引っ張るどころか、再びチームを勝利に導く働きを見せた。

 値千金のゴールは、『瀬戸内キラー』ぶりを発揮した一発でもあった。9月のプリンスリーグ中国で対戦した際、交代出場で後半アディショナルタイムにゴールを決め、2-1の逆転勝利に貢献。「プリンスリーグで瀬戸内相手にゴールを決めていたので、自信もあったし、やれるという思いもあった。良いイメージで臨むことができました」という思いを、予選決勝の大舞台での活躍につなげた。
 
 自身初の選手権に向け、「自分の持ち味であるドリブルを生かして、カットインからのシュートや、縦に仕掛けるスピードを意識しながら、一戦必勝で戦いたい」。3年連続初戦敗退のチームを全国でも勝利に導くべく、決意を新たにしていた。

(取材・文 石倉利英)●【特設】高校選手権2017
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