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“雪辱”を晴らすのは…接戦勝ち上がった実践学園と滝川二が初戦で激突

ゲキサカ / 2017年11月21日 6時0分

実践学園高(東京A)の尾前祥奈(左)と滝川二高(兵庫)の稲田丈太郎(右)

 2年連続20回目の出場となる滝川二高(兵庫)は10年の第89回大会で初優勝。兵庫県3冠を達成した昨年は6年ぶりの頂点を目指したが、ベスト8で惜しくも敗退となった。稲田丈太郎主将は「前回大会は埼スタで勝つことを目標にやってきたけど届かなかった。今大会はベスト4以上を目指したい」と昨年の“雪辱”を晴らす。

 今年、新チーム発足時に決めた一文字は「輪(わ)」。新人戦は準決勝、総体は県予選準々決勝で敗退。苦しい時期もあったが、兵庫県リーグ1部を制覇すると、プリンスリーグ関西参入戦はPK戦を制して昇格を決めた。「個人個人の力は去年のほうがレベルが高かった。今年は個の力では劣るかもしれないけど、最後はチーム力」。例年以上にチームワークやまとまりを大切にする意識を一人ひとりが強く持ち、シーズンを戦った。

 選手権県予選は接戦を勝ち上がり、「いつ負けてもおかしくないゲームを戦ってきた」。3回戦は1-1(PK4-2)で神戸科学技術高に辛勝。準々決勝、準決勝も1点差ゲームを競り勝ち、決勝は関西学院高を延長1-0で破り、苦しみながらも全国切符を手にした。「滝二は点を取ってナンボ」という伝統の攻撃スタイルをベースに、全国でも接戦を勝ち抜けるよう、「最後の最後まで点を取りにいけたら」と意気込んだ。

 5年ぶり3回目の出場となる実践学園高(東京A)も接戦を制して予選を勝ち上がってきた。選手権予選でも4試合中3試合は1点差ゲームを制し、準決勝、決勝はいずれも延長戦で決勝点を奪う激闘を繰り広げた。息のあった連携と全員のハードワークを武器に、粘り強い堅守から鋭い攻撃を繰り出す。

 インターハイは初戦敗退。夏の“雪辱”を誓う選手権で、チームはベスト8を目標に掲げる。抽選会で名門・滝二高との対戦が決まり、尾前祥奈主将は「チャレンジャーという気持ちで挑める。相手どうこうではなく、自分たちのサッカーをして勝てるようにしたい」と初戦突破へ、表情を引き締めた。

 実践学園高と滝川二高による1回戦は、12月31日、駒沢陸上競技場で行われる。 

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 佐藤亜希子)▼関連リンク
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