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[ゲキサカカップMOM]MAT FC山本隆二_チーム結成後初参戦の大会で劇的V弾

ゲキサカ / 2017年11月23日 18時49分

試合終了間際に劇的な決勝点を決めたMAT FCの山本隆二

「ゲキサカカップ2017」が23日、千葉市のZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAで開催され、「MAT FC」が優勝した。

 6分ハーフで行われた1位トーナメントの決戦戦。1-1のまま迎えた後半6分、伊勢太一から縦パスを受けた外山聖が右サイドの深い位置でおさめると、マイナスの折り返しを山本隆二が豪快に蹴り込んだ。

 PK戦突入間際の劇的決勝点に「落としが良かったので決めるだけでした」と振り返った殊勲のヒーローは前半6分にもポスト直撃のシュートを放っていた。「狙いどおりだったけど、少しズレた」。前半の“ズレ”を微調整し、鮮やかな優勝決定弾を叩き込んだ。

 山本は専修大出身で、今春、金融業界に就職した社会人1年目。MAT FC自体が専修大のほか、中央大や明治大、立教大など大学サッカー出身者が社会人になって「週に1回、体を動かそう」と集まったチームで、数か月前に活動を始めたばかりだという。

 大会への参加も今回が初めてだったが、いきなり参加57チームの頂点に立ち、山本は「仕事の合間の時間でお互いを高め合った結果だと思う」と胸を張った。

 おそろいのユニフォームも約2週間前に完成したばかりの新品で、胸と背中には“スポンサー名”も。チームメイトである村山翔が経営するヘアサロン、小野健太郎の実家が営む自転車屋の名前を入れ、同点ゴールを決めた近藤敦郎がデザインしたチームのロゴもプリントされている。

 チーム名の「MAT FC」はフランス語で「東京の家」を意味する「Maison à Tokyo」の頭文字。「東京のど真ん中にあるアットホームなチーム、いつでも戻ってこれるようなチーム」(近藤)という意味を込めて命名した。

「楽しむことをコンセプトにしている」というチームだが、「練習中は歯を見せない」のがルール。決勝の相手だった「チーム88」は関東社会人リーグ1部に所属する横浜猛蹴から88年生まれの選手で構成された強敵だったが、「フィジカルの面では勝てないと思ったので、揺さぶって我慢して戦った」(山本)と、前半3分に先制されながらも粘り強い戦いで逆転した。

 昨年10月、『ゲキサカ』のサイト開設10周年を記念して初めて開催された「ゲキサカカップ」。チーム結成後、初参加の大会でその2代目チャンピオンに輝いたMAT FCの山本は「次も是非、参加したい」と、堂々と連覇を誓った。

(取材・文 西山紘平)
●ゲキサカカップ2017特集ページ

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