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先制FKの天野が同点OG誘発、横浜FMは土壇場ドローも6位後退

ゲキサカ / 2017年11月26日 16時20分

FKで先制点を叩き込んだ横浜FMのMF天野純(写真左)

[11.26 J1第33節 仙台2-2横浜FM ユアスタ]

 J1リーグは26日、第33節を各地で行い、5位の横浜F・マリノスは敵地でベガルタ仙台と2-2で引き分け、6位に順位を落とした。

 ホームの仙台は前節の大宮戦(○3-0)と同じ先発を並べたが、横浜FMは前節のC大阪戦(●1-4)から7人を変更。連続してピッチに立ったのはGK飯倉大樹、DF中澤佑二、MF天野純、MFダビド・バブンスキーのみとなった。

 先手を取ったのは横浜FMだった。前半5分、ゴール正面やや右の位置でMF前田直輝が倒され、FKを獲得。MF天野純が左足で狙ったキックは壁の脇をすり抜け、GK関憲太郎が手を伸ばしたものの、ファーのサイドネットに突き刺さった。

 その後は仙台が主導権を握る。前半13分、MF古林将太のクロスはバーに当たり、こぼれ球に反応したFW石原直樹がヘディングで狙うが、枠外。同17分には再び石原が頭で狙うも、今度はGK飯倉大樹にブロックされ、ゴール前に詰めた古林のシュートも飯倉が弾き出した。

 仙台の攻勢は止まらない。前半20分、MF野津田岳人の右CKがファーサイドに流れると、DF平岡康裕とDF增島竜也が立て続けに頭で狙ったが、MF喜田拓也が体を張ってブロック。それでも、こぼれ球にFW西村拓真が詰め、最後はDF大岩一貴が押し込んだ。

 さらに仙台は前半27分、中盤やや右で獲得したFKを野津田が蹴り込むと、ファーサイドの平岡が頭で落とす。ゴール正面に走り込んだ石原が正確なトラップで収めて、しっかりとゴールに流し込み、前半のうちに逆転に成功した。

 後半もサイドを攻め込んだ仙台が、古林、蜂須賀、三田のクロスで押し込む展開が続く。後半36分には三田の浮き球スルーパスに反応した石原がGKと1対1を迎えるが、DFミロシュ・デゲネクと競り合って体勢を崩し、辛くも放ったシュートは飯倉が右手一本で弾き出した。

 すると後半42分、横浜FMが土壇場で同点に追いついた。ダビド・バブンスキーの右CKはDFにクリアされたが、PA外でこぼれ球を拾った天野が折り返し、ダイレクトで蹴り出そうとした平岡がクリアミス。回転のかかったボールは関の頭上を越えて、ゴールネットに吸い込まれた。

 オウンゴールで2-2に追いつき、試合はそのままタイムアップ。勝ち点1を獲得した横浜FMだが、順位は一つ落として6位に後退。4位柏との勝ち点差も「3」のまま縮められなかった。最終節で柏と勝ち点で並ぶ可能性は残すものの、得失点差で現在7差(柏+15、横浜FM+8)あり、C大阪が天皇杯で優勝した場合にACL出場権が与えられる4位浮上は極めて厳しくなった。ただ、横浜FMは天皇杯で準決勝進出を決めており、天皇杯で優勝すればACL出場権を獲得する。
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