ユーベは3発完封で2試合ぶり勝利、次節は首位ナポリと直接対決

FWマリオ・マンジュキッチが先制点を決めた

[11.26 セリエA第14節 ユベントス3-0クロトーネ]

　セリエAは26日、第14節を行った。ユベントスはホームでクロトーネと対戦し、3ー0で勝利した。リーグ戦2試合ぶりに白星を挙げたユベントスは12月1日の次節で、勝ち点4差で首位を走るナポリと対戦する。

　ユベントスは22日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第5節・バルセロナ戦(0-0)から先発を5人変更し、DFベネディクト・ヘーベデスが加入後初出場を果たした。またDFステファン・リヒトシュタイナー、MFクラウディオ・マルキージオ、MFブレズ・マトゥイディ、FWマリオ・マンジュキッチを起用し、3-4-3の布陣を敷いた。

　前半は終始ユベントスの攻勢となる。前半4分、MFダグラス・コスタの左サイド突破からPA左のマトゥイディがパスを受け、左足シュートを放つが枠外へ。同33分にはPA手前でボ―ルを奪ったFWパウロ・ディバラが左足シュートを打つも相手GKにキャッチされる。前半終了間際、DFアンドレア・バルザーリのクロスにマンジュキッチが強烈ヘッドで合わせるが、ゴール右外にわずかに逸れて0-0で前半を折り返した。

　後半に入ると、ユベントスの攻撃が立て続けに得点を決める。後半7分、バルザーリの右サイドからのクロスをマンジュキッチが再び頭で合わせ、今度はしっかりゴール右隅に突き刺して先制に成功。同12分に右ももを痛めたリヒトシュタイナーに代わってDFマッティア・デ・シリオを投入するとその3分後の同15分、左CKからのこぼれ球をデ・シリオが左足一閃。待望のセリエA初得点を決め、2-0とリードを広げた。

　ユベントスは後半23分にヘーベデスに代えてMFミラレム・ピャニッチを投入。すると同26分、右CKのショートコーナーからピャニッチが高速クロスを上げると、ファーサイドのベナティアがノーマークでボールを受け、無人のゴールに流し込んで3-0とした。試合はアディショナルタイムなしでそのまま終了。勝ち点3を積み上げたユベントスは順位を3位のままとし、次節で首位・ナポリに挑む。
●セリエA2017-18特集