新生プレデターがお披露目! 全国のスパイク担当者の試し履きレポ、驚きの“フィット感”に賞賛の声
ゲキサカ / 2017年11月28日 0時46分
スポーツショップのサッカーシューズ担当者がアディダスのスパイクを試し履きする「アディダス・マイスター・サミット」が21、22の両日、埼玉県と大阪府の2会場で開催された。全国各地から集まったスペシャリストのお目当ては、今月29日に発売される新生『PREDATOR 18(プレデター 18)』。約2時間のセッションで履き心地を確かめた“マイスター”たちが今後、ピッチで輝きを放とうとするユーザーに魅力を伝えていく。
長年にわたってアディダスのスパイクの代名詞とされてきたプレデターは、「ゴールを生むためのスパイク」として1994年に発売。表面に施された凹凸が正確なボールコントロールを生み出すため、これまでにジネディーヌ・ジダン、デイビッド・ベッカム、シャビ・アロンソなど、サッカー界の歴史に名を残した“司令塔”が着用してきた。
2015年春には、軽量化やソックス一体型、グリップ力の高いポイントなど、アディダスの最新テクノロジーを集結させた『ACE(エース)』にいったん道を譲ったが、2018年のロシアW杯を前にニュープレデターとして新登場。「コントロールスキンアッパー」「シームレスプライムニットソックス」「ダイヤモンドスタッド」を柱とする新生機は、これら2つのイノベーションを“融合”させたものとなっている。
埼玉県内で行われた1日目は、北海道から愛知県まで東日本全域から集まった50人が参加。初めにアディダスのスタッフが公開前のスパイクを手に取りながら、スペックについて解説した。JR北与野駅前の『フタバスポーツ』Futaba SOCCER WORLD店の高橋竜也さん(32)は「プレデターというシューズが積み上げた歴史と、革新的な変化を起こしたエース。その両面を肌で感じることができた」と第一印象を述べた。
鹿島学園高出身の高橋さんは、現役時代に全国総体への出場経験を持つ。「良いシューズを正しく履くことによって、サッカーと正しく向き合うことができる。試合を自分の力で勝たせたいという人はもちろん、サッカーを始めたばかりで一生懸命やりたい人にも履いてほしい」とおすすめ。「ゴールを取ったり、たまには喧嘩もしたり、そして励まし合ったり、そんなサッカー人生をサポートしてくれるシューズじゃないでしょうか」とお墨付きを与えていた。
座学の後にはピッチでトレーニングを実施し、履き心地を入念に確かめた。参加者がとりわけ着目していたのはフィット感。東京Vユース出身で『フットボールパーク』浦和美園店の宗像良さん(26)は「スパイクは“かかと”が大事。これまでのより柔らかかったので、履くまでは『ブレるかな』と思っていたんですが、くるぶしのところでしっかり包み込んでくれる構造になっているのでブレない。そんなフィット感が良かった」と指摘した。
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