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すべては最終節で…J1優勝、J1残留、J2昇格それぞれの条件は?

ゲキサカ / 2017年12月1日 13時40分

シャーレを掲げるのは鹿島か川崎Fか…

 J1第34節が2日、J3第34節が3日にそれぞれ一斉開催され、2017シーズンのリーグ戦もいよいよ閉幕を迎える。J1、J3ともに優勝争いは最終節までもつれ込んだ。

 J1では鹿島アントラーズが2年連続9回目の優勝に王手をかけており、2日の磐田戦(ヤマハ)に勝てば自力で連覇が決定。勝ち点2差で追う2位川崎フロンターレは勝利が絶対条件だが、2日の大宮戦(等々力)に勝ったうえで鹿島が引き分け以下に終われば、逆転優勝となる。

 J1の残留争いも最終節までもつれた。すでに新潟と大宮の降格が決まっており、15位清水エスパルスと16位ヴァンフォーレ甲府が残る一つの残留枠を懸けて争うことになる。清水は2日の神戸戦(神戸ユ)に勝てば残留が決定。しかし、引き分け以下に終わった場合、甲府が仙台戦(中銀スタ)に勝てば、甲府の逆転残留と清水のJ2降格が決まる。

 J3は三つ巴の争いになっている。首位栃木SCが勝ち点59、2位アスルクラロ沼津と3位ブラウブリッツ秋田がともに勝ち点58と、上位3チームが勝ち点1差にひしめく大混戦。この3チームのうちJ2昇格に必要なJ2ライセンスを持つのは栃木のみで、J2最下位のザスパクサツ群馬の残留・降格もJ3最終節次第となっている。

 3日の最終節は首位栃木と2位沼津が直接対決。アウェーの栃木は勝てば文句なしにJ3優勝&J2昇格が決まり、引き分けでも2位以内が確定し、3年ぶりのJ2復帰となる。ただし、敗れると、3位秋田の結果次第で3位転落の可能性があり、その場合は沼津と秋田の上位2チームがともにJ2ライセンスを持っていないため、J2との入れ替えがなくなり、群馬がJ2に残留する。

 栃木が敗れ、秋田が勝った場合、栃木は勝ち点で沼津にも秋田にも抜かれ、3位に転落する。栃木が敗れ、秋田が引き分けた場合は沼津が勝ち点61で優勝し、栃木と秋田が勝ち点59で並ぶが、栃木は2点差以上で負けると、得失点差で秋田に抜かれ、J2昇格を逃すことになる。さらに1点差負けでも得失点差+19で並び、総得点の争いになるが、現時点で総得点は栃木の43に対し、秋田が50。秋田が0-0だったとすると、栃木は8点以上取っての1点差負けである必要があり、栃木●秋田○△の場合は栃木の3位転落、そして群馬のJ2残留が確実な状況だ。

 なお、J2はリーグ戦の全日程を終えており、J1昇格プレーオフの決勝が3日に豊田スタジアムで行われる。シーズン3位の名古屋グランパスと同4位のアビスパ福岡が対戦し、名古屋は引き分け以上で1年でのJ1復帰が決定。福岡は勝利した場合のみ昇格となる。

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