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「余韻に浸る間もなかった」ラスト9分でデビューの阿部浩之、劇弾の起点に

ゲキサカ / 2017年12月10日 4時10分

後半36分から途中出場し、A代表デビューを果たしたFW阿部浩之

[12.9 E-1選手権 日本1-0北朝鮮 味スタ]

 勝負をかける試合終盤に声がかかった。日本代表初招集のFW阿部浩之(川崎F)は後半36分、最後の交代枠でFW倉田秋に代わって途中出場。A代表デビューの瞬間だったが、試合は0-0の緊迫した展開とあって、「勝つことしか考えてなかった。余韻に浸る間もなかった」とピッチに飛び出した。

 ボールに絡む回数は限られていたが、後半アディショナルタイム5分、決勝点の起点になった。カウンターの局面で阿部が中盤でボールを持つと、前線ではFW小林悠とFW川又堅碁が走り出していたが、「(川又)堅碁がいいタイミングで開いてくれて、(小林)悠くんの周りには人がいたから」と、左サイドに開いた川又を選択。川又のクロスをファーサイドのMF今野泰幸が頭で落とし、MF井手口陽介が右足ボレーを叩き込んだ。

 鮮やかなカウンターアタックで奪った決勝点。「今ちゃん(今野)もうまく入ってくれて、チームとしていい連動、いい攻撃ができた」。阿部を含め、この試合で4人が代表デビュー。海外組に浦和勢も不在という“急造チーム”だったが、デビュー戦のGK中村航輔を中心に無失点で耐えた守備陣に土壇場で攻撃陣が応える劇的な展開に「一つのチームとしてまとまりがあった」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ

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