ムバッペの独走ダメ押し弾!公式戦2連敗のパリSGは3発快勝で再スタート

FWキリアン・ムバッペがダメ押しの3点目を決めた

[12.9 リーグ1第17節 パリSG3-1リール]

　リーグ1は9日に第17節を行い、パリSGはホームでリールと対戦し、3ー1で勝利した。

　今季公式戦20試合目までは無敗を保っていたパリSGだが、2日の第16節・ストラスブール戦(1-2)で今季初黒星となると、5日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第6節・バイエルン戦(1-3)でも黒星を喫して2連敗となっている。

　1週間で3試合をこなすパリSGは5日の試合から先発を4人変更。FWネイマールに代えてMFアンヘル・ディ・マリアを起用した。すると前半28分、右サイドでパスを受けたFWキリアン・ムバッペのクロスをディ・マリアが頭で押し込み、パリSGが先制に成功。1-0で前半を折り返す。

　後半開始早々にパリSGが追加点。後半4分、MFマルコ・ベッラッティが中盤でカットすると、ボールを拾ったFWエジソン・カバーニから左横のディ・マリアを経由してPA右手前のMFハビエル・パストーレにわたり、最後はPA右から冷静に右足シュートを決めて2-0とリードを広げた。

　先発出場でゴールを狙うムバッペは後半27分、PA左から右足シュートを放つがゴール右ポストを叩いて得点できず。パリSGは同41分に失点を食らい、試合終了間際にはCKを得たリールがGKも含めた全員攻撃に出る。しかしCKは実を結ばず、クリアされたボールにムバッペが反応。相手3人を振り切ると、無人のゴールめがけて一直線に走り切って待望のダメ押し3点目を決めた。

　試合は3-1で終了し、パリSGは2連敗の嫌なムードを払しょくする3試合ぶりの白星を収めた。2位のモナコとは勝ち点9差のままで引き続き首位を独走し、16日には敵地でレンヌと対戦する。