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ジルが土壇場で同点ヘッド!アーセナル、麻也キャプテンのセインツに苦戦もドローに持ち込む

ゲキサカ / 2017年12月10日 22時52分

オリビエ・ジルが同点ヘッド

[12.10 プレミアリーグ第16節 サウサンプトン1-1アーセナル]

 プレミアリーグは10日、第16節を行った。アーセナルは敵地でDF吉田麻也の所属するサウサンプトンと対戦し、1-1で引き分けた。2試合ぶりの先発となった吉田はキャプテンマークを巻いてフル出場した。

 7日のヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ第6節BATE戦から11人全員を入れ替えたアーセナル。3バックの中央に入ったDFペア・メルテザッカーがうまく試合に入れずにいると、守備陣が縦に早いサウサンプトンの攻撃に苦しめられ、早々に先制点を許してしまう。

 2試合白星がないサウサンプトンは前半3分、右サイドでのパスカットからMFドゥサン・タディッチがスルーパス。絶妙なタイミングで抜け出したFWチャーリー・オースティンが右足で沈め、先制に成功する。さらに5分、タディッチが反転から素早くスルーパスを送り、オースティンがGKと1対1となるも、右足シュートはGKペトル・チェフに阻まれた。

 なかなかギアが上がらないアーセナルは、前半32分に決定機。右サイドからFWアレクシス・サンチェスがグラウンダーのクロスを入れ、MFアーロン・ラムジーが右足でゴール右隅に蹴り込む。決まったかと思われたが、GKフレイザー・フォスターのファインセーブに阻まれ、前半のうちに同点に追いつくことはできなかった。

 ボールの主導権を握るアーセナルは、最後のところで精度を欠き、サウサンプトンを脅かすような攻撃を仕掛けることができない。逆に後半17分、サウサンプトンのMFオリオル・ロメウの右足ミドルシュートがクロスバーを叩くなど、ヒヤッとする場面を作られると、19分にメルテザッカーを下げてFWダニー・ウェルベックを投入した。

 だが、次に決定機が訪れたのはサウサンプトンだった。後半21分、自陣からのロングパスはDFローラン・コシールニーにカットされたが、セカンドボールを回収したタディッチが絶妙なラストパスを送り、DFライアン・バートランドがGKチェフのタイミングをずらして左足を振り抜く。しかし、これはわずかに枠を外れ、追加点のチャンスを逃した。

 苦しいアーセナルは後半24分、MFグラニト・ジャカに代えてMFジャック・ウィルシャー、27分にはFWアレクサンドル・ラカゼットに代えてFWオリビエ・ジルを投入。交代カードを使い切り、アーセン・ベンゲル監督は勝負に出た。

 1点が遠いアーセナル。このまま敗戦かと思われた後半43分に待望の同点ゴールが生まれる。左サイドからサンチェスがクロスを上げると、吉田の後方に飛び込んだジルがヘッドでゴール右隅に決め、1-1。土壇場で追いつき、苦しみながらもアーセナルが引き分けに持ち込んだ。
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