酒井宏は出場せず、マルセイユ3発快勝でリーグ戦は12試合負けなし

FWバレール・ジェルマンが2得点を決めた

[12.10 リーグ1第17節 マルセイユ3-0サンテティエンヌ]

　リーグ1は10日に第17節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユはホームでサンテティエンヌと対戦し、3ー0で勝利。公式戦3試合連続で先発していた酒井はベンチスタートで、リーグ戦では8月20日の第3節以来の出場なしとなった。

　7日のヨーロッパリーグ(EL)第6節・ザルツブルク戦(0-0)をドローで終えて決勝トーナメント進出を決めたマルセイユ。中2日の今節ではメンバーを5人変更し、最前線にはFWバレール・ジェルマンが、酒井の定位置である右サイドバックにはMFブナ・サールが起用された。

　マルセイユは前半11分に先制。FWディミトリ・パイェの左CKをMFフロリアン・トバンが頭でそらし、ファーサイドに詰めたジェルマンが頭で押し込んだ。今夏加入してELでは得点を決めていたジェルマンだが、リーグ戦では待望の初ゴールとなった。

　前半を1-0で折り返したマルセイユは後半6分、MFモルガン・サンソンが自陣からカウンターを仕掛けると、DFロナエル・ピエール・ガブリエルがファウルで止める。ガブリエルには得点機会阻止で一発レッドが出され、マルセイユが数的優位に立った。

　試合を有利に運ぶマルセイユは後半26分、右サイドのトバンの折り返しをジェルマンがゴール前で押し込み、この試合2点目となるゴールを決める。同35分にはPA左に進入した途中出場のMFルーカス・オカンポスが冷静にゴール右にシュートを決めた。試合はそのまま3-0で終了し、マルセイユはリーグ戦12試合で負けなし(8勝4分)を継続。得失点差で4位キープとなっているが、リヨンとモナコと同勝ち点のまま2位争いに食いついている。
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