[MOM2347]FC東京U-18MF品田愛斗(3年)_逆転V導く直接CK弾!
ゲキサカ / 2017年12月11日 9時16分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.10高円宮杯プレミアリーグEAST第18節 FC東京U-18 3-2 青森山田高 東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝)]
前半30分、赤青の背番号18が放った左CKは、鮮やかな弧を描いて密集の上を越えると、ファーサイドのポストを叩いてそのままゴールネットに吸い込まれた。FC東京U-18にとって待望の先制点を決めたMF品田愛斗(3年)は、大きく跳躍してガッツポーズ。間髪入れずに駆け寄ったFC東京U-18イレブンは、それまで溜め込んでいたものを解き放つように全力で千金弾を喜んでいた。
「一人でもキックの練習をしていましたから」と佐藤一樹監督が明かしたように、努力して磨いた精度。品田は「青森山田のウィークポイントを突こうということで原(大智)選手をGKの前に立たせて、そこの頭目掛けて蹴ろうという感じではあったんですけれども、そのCKが直接入ったらラッキーということで(本当に)入ったので良かったです」と微笑みながらゴールシーンについて説明した。
誰もがその重みを知っていたからこそ、大きな喜びとなった。「今日の試合に懸ける思いが自分以外の選手も含めて強かった。自分も嬉しかったし、みんなが駆け寄ってきた時もどれだけ嬉しいか分かっていた。それまでチャンスがあって決められなくて、他の選手も焦っていたところがあったと思う」と品田。逆転優勝するために勝つしか無いFC東京U-18は立ち上がりから青森山田を押し込んでシュートまで持ち込んでいたが、そこで決めきることができていなかった。それをCKからの直接ゴールという”ゴラッソ”で結実した品田は勝利に対する自身の強き思いも込めてゴールを喜んだ。
この日は彼の左右両足から放たれる高精度キックが青森山田の堅守を切り崩した。タイミング良く相手の背後を狙うFW原大智(3年)やMF横山塁(3年)の前方へ正確に配球。青森山田のハイプレスに対して瞬時の判断、精度を求められるようなシーンでも彼は難なくボールを繋いでいたほか、連続した守備など攻守に一際目立つプレーをしていた印象だ。
来季トップチームへの昇格が内定しているMFはFC東京U-18で逞しく成長した。FC東京U-15深川のエースとして14年の全日本ユース(U-15)選手権優勝。注目される中でU-18チームへ昇格し、1年時のプレミアリーグ開幕戦からピッチに立っている。だが、1、2年時は時折輝きを放つ一方で、プレーの連続性などを欠き、スタメンに定着することができなかった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
昨季のリーグ戦では一度もなかった逆転勝利で証明した「ひっくり返す力」。川崎F U-18は大宮U18から4ゴールを奪って開幕白星発進!
ゲキサカ / 2024年4月8日 19時7分
-
黒星発進も前向きなプレミア初戦。CB西館優真主将は「前向きにさせるようなプレー」と声で尚志を引っ張る
ゲキサカ / 2024年4月8日 13時31分
-
目標は「全冠」。個性活かした攻撃と我慢強さも見せた流経大柏が尚志を下し、プレミアEAST開幕戦勝利
ゲキサカ / 2024年4月8日 12時0分
-
“雑草”青森山田が自信に繋がる1勝!プレミアEAST開幕戦で市立船橋に2-0勝利!
ゲキサカ / 2024年4月6日 23時59分
-
[MOM4657]青森山田MF川口遼己(3年)_先発抜擢に応え、「過去イチ、嬉しかった」先制ゴール!
ゲキサカ / 2024年4月6日 20時14分
ランキング
-
12位上野菜々子「体の調子は良くなかった」 それでも好発進を決めた意外な理由「ちょうどよかった」
THE ANSWER / 2024年4月19日 19時4分
-
2巨人・阿部監督 0―0ドローも「今日は勝ったね、勝ちました」 無得点は「僕のせい…すみません」
スポニチアネックス / 2024年4月19日 22時30分
-
3ネリ、日本人への謝罪はなし「90%が俺の体重超過を願っている」 過去の薬物疑惑は「全くの白だ」
THE ANSWER / 2024年4月19日 15時33分
-
4【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
NEWSポストセブン / 2024年4月19日 7時13分
-
5【ソフトバンク】山川穂高〝驚速〟の4号3ラン メジャー一流クラスの打球速度182キロ
東スポWEB / 2024年4月19日 20時40分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください