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前J2金沢監督に導かれる九産大がプラン通りに中京大撃破、初戦突破

ゲキサカ / 2017年12月13日 20時54分

九州産業大が後半21分のMF関恭範(4年=福岡U-18)のゴールで初戦突破

[12.13 全日本大学選手権1回戦 九州産業大1-0中京大 浦安]

 第66回全日本大学サッカー選手権の1回戦が13日に行われ、九州産業大(九州3)が中京大(東海2)を1-0で下した。16日の2回戦では、順天堂大(関東2)と対戦する。

 九産大は今季より、昨年までツエーゲン金沢を指揮していた森下仁之氏を監督に招へい。強化を進めると、今夏の総理大臣杯は9年ぶりに出場。そしてインカレの舞台にも2年ぶりに帰ってきた。

 九産大は5バック気味にした固い守備から攻撃を組み立てるサッカーを徹底。「前半は守って引いて、失点しない試合をしようと話していた」と、決勝点を奪ったMF関恭範(4年=福岡U-18)が振り返ったように、プラン通りに戦った九産大が、総理大臣杯に続く全国1勝をもぎ取った。

 序盤からチャンスを作ったのは中京大だった。前半13分にこぼれ球に詰めたMF藤島樹騎也(3年=星稜高)が右足で狙うが、シュートはわずかに左に外れる。同16分にはFW水野翔太(4年=東邦高)のマイナスクロスをMF西口黎央(2年=興國高)が合わせるも、シュートはGK加藤大喜(4年=神村学園高)にキャッチされた。

 ただ我慢の前半になっていた九産大にもチャンスがないわけではなかった。だが前半24分にはドリブルで持ち込んだMF赤木翼(3年=東福岡高)が右足で強烈シュートを狙うが、GK近藤大河(4年=星稜高)の好セーブに阻まれたが、自分たちのペースでしっかりと試合を進めた。

 後半も均衡状態は続いたが、迎えた21分、ついにスコアが動く。九産大は左サイドから赤木がクロスを上げると、走り込んだFW満沢紳之介(4年=神村学園高)が合わせる。これはGKに防がれたが、右サイドからこぼれ球に反応した関が、ボールコントロールから右足でゴール左隅に蹴り込んだ。

 先行を許してしまった中京大は、後半30分に2枚替え。MF坂本広大(4年=熊本ユース)とMF大城佑斗(3年=中京大中京高)を送り込んで同点弾を目指す。しかし無情にも時間だけが刻々と経過。大きな決定機を生み出すことなく、試合終了のホイッスルを聞いた。

(取材・文 児玉幸洋)●第66回全日本大学選手権(インカレ)特集

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