ゲント&ベフェレンがカップ戦8強敗退…久保は後半途中に出場、好調の森岡は今季9点目

FW久保裕也とMF森岡亮太の所属クラブはともに8強敗退

　ベルギーリーグ国内杯の準々決勝が12、13日に各地で行われた。

　FW久保裕也の所属するゲントは12日に敵地でコルトライクと対戦。直近のリーグ戦となる9日の第18節の同カードでは、久保の決勝点で2-1の勝利を収めていたが、今回は日本代表FWをベンチに温存して臨んだ。

　3日前と同じく開始早々の前半7分に先制弾を献上したゲントは、同8分にFWママドゥ・シラが決めて同点に追いつく。しかし、連続ゴールを許して前半を1-3で折り返すと、後半19分に久保を投入した後も流れをつかめず、さらに1点を追加されて1-4の大敗を喫した。

　MF森岡亮太所属のベフェレンはゲンクとのアウェー戦。前半12分までに2点のビハインドを負う苦しい展開となるが、同21分に相手のオウンゴールで1-2とすると、同44分にFWイサーク・キーセ・テリンのアシストから森岡が同点ゴールを挙げた。

　森岡は11月29日の国内杯7回戦・オイペン戦(2-0)以来、公式戦3試合ぶりの得点で今季通算9ゴール目。後半アディショナルタイム1分に勝ち越しを許したチームは2分後に再び追いつき、その直後に森岡は途中交代となる。しかし、3-3のまま延長戦でも決着がつかず、PK2-4で敗れた。

　久保、森岡の所属クラブはいずれもベスト8敗退。週末にはリーグ戦第19節が控えており、ゲントは16日に敵地でスタンダール・リエージュ、ベフェレンも同日にアウェーでロケレンと対戦する。
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