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[MOM501]流通経済大FW星野秀平(4年)_ジャンボの就活弾

ゲキサカ / 2017年12月16日 22時49分

流経大を勝利に導く決勝点を奪ったFW星野秀平(4年=流通経済大柏高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.16 大学選手権2回戦 IPU環太平洋大0-1流通経済大 上柚木]

 均衡を破ったのはFW星野秀平(4年=流通経済大柏高)の一撃だった。後半25分、ミドルレンジにいた星野にボールが渡ると、右足を一閃。低い弾道のシュートがゴール左隅を捕らえる。流通経済大(関東3)に初戦突破への導くゴールになった。

 ただ決勝点よりも、星野は前半の自身のプレーを反省した。前半9分、DF田中龍志郎(4年=習志野高)のロングパスでゴール前に抜け出した星野だったが、1対1をGKに防がれて決めることが出来なかった。

「最初自分が外してしまったので、流れが来なかった」

 前半はFWジャーメイン良(4年=流通経済大柏高)やFW渡邉新太(4年=新潟ユース)のシュートが立て続けに枠に嫌われたため、「俺が決めていれば入っていたと思う」と終始、反省した。

 高校時代からしのぎを削ってきた仲間いる。ジャーメイン良、FW立花歩夢、FW森永卓、そして星野。同ポジションの4人は高校時代から同時に出場するということはなかったが、今年9月、大学リーグ後期開幕戦で実現。4人にとっては特別な瞬間だった。「インカレでも実現したいですね」。思い出作りというわけではないが、夢は広がっている。

 ニックネームは「ジャンボ」。流通経済大柏高に入る時の練習会に参加した際に、「初対面のやつに『デカくね?』と言われた」のが由来。そこからあだ名が「ジャンボ」になり、今に至る。試合中もスタンドからは“ジャンボコール”が起こる。「呼んでくれるのは有難いですね」。

「自分は前期全然出れない時期があったので、スタンドのやつの気持ちがよく分かる。そういうのを感じてピッチで表現できればいい。今年は1年生の時に優勝した時より4年生が多い。4年生全員で24日の決勝に行きたいというのが一番の思いです」

 卒業後の進路は未定。今大会を「就活」と位置付けている。中1日で迎える準々決勝も休むわけにはいかないが、中野雄二監督はスタミナ面に課題がある星野の起用には慎重で、「スタートで使うかは考えないといけない」と話す。ただ本人は「もちろん次も出たい」と意欲的。将来を決めるためにも、休んでいるわけにはいかない。

(取材・文 児玉幸洋)●第66回全日本大学選手権(インカレ)特集

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