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初出場の東国大が3点先取で逃げ切りベスト8進出!阪南大は終盤追い上げるも1点及ばず

ゲキサカ / 2017年12月17日 13時46分

初出場・東京国際大が阪南大を撃破した

[12.16 全日本大学選手権2回戦 東京国際大3-2阪南大 夢の島]

 第66回全日本大学サッカー選手権(インカレ)2回戦が16日に行われ、東京国際大(関東6)は阪南大(関西3)と対戦し、3-2で勝利。18日の準々決勝では前回王者・筑波大(関東1)と戦う。

 今季関東1部復帰を果たしたインカレ初出場の東国大とインカレ最高成績準優勝・阪南大の対照的な実績を持つ2校の対戦。1回戦を2-0で勝利した東国大がその勢いのまま、序盤から試合を大きく動かしていく。

 前半5分、後方からのロングフィードに反応したFW町田ブライト(3年=成立学園高)がPA左でボールをキープすると、パスを受けたFW安東輝(4年=浦和ユース)が左足クロスを上げてCKを獲得する。安東が放った左CKはPA内で混戦となると、こぼれたボールをDF楠本卓海(4年=大成高/山口内定)が豪快に蹴り上げてゴールに突き刺した。

 先制に成功した東国大は前半19分に追加点。PAライン付近でFW進昂平(4年=浦和ユース)、MF石田勇大(3年=水戸啓明高)らが阪南大守備陣と競り合ってボールがマイナス方向にこぼれたところを、MF條洋介(4年=浦和ユース)が「打った瞬間に入ったなって感覚があった」という鋭い右足ミドルでゴールに決めて、2-0とリードを広げた。

 2点差に広げた東国大は、「2得点する前後あたりから、引いて相手の攻撃のスペースを消して守備できた。そこからカウンターでいつも通りのサッカーができた」と中盤の石田が語るように、自分たちのペースで試合を進めていく。

 一方、追いかける阪南大はFW山口一真(4年=山梨学院高/鹿島内定)、MF脇坂泰斗(4年=川崎F U-18/川崎F内定)、MF重廣卓也(4年=広島皆実高/京都内定)のJクラブ内定組を中心として反撃に出る。前半37分には山口が怒涛のドリブル突破から右サイドを走る重廣にパス。しかしスピードに乗ったパスに追いつけず、攻撃は続かない。

 波に乗れない阪南大は前半40分にMF町田蘭次郎(3年=福岡U-18)に代えて、FW山口拓真(1年=西武台高)を投入。その後も重廣が前後に走って長短のパスでチャンスをつくるが、阪南大は公式記録のシュート数2本と少ないままに前半を0-2で折り返した。

 後半7分、東国大のDF中村彰吾(3年=鹿島学園高)が負傷のアクシデントによりDF高橋和洋(3年=創価高)と交代。直後に高橋は山口拓を倒して警告を受けると、阪南大は山口一が右サイドから鋭いFKを蹴り込むが、GK古島圭人(4年=帝京高)のセーブに遭って攻撃がつながらない。同12分には山口一の右CKからDF大塚勇気(3年=真岡高)がダイビングヘッドで合わせるが、古島のスーパーセーブに阻まれた。

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