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関東勢連破や!貫禄「レオ」弾には劇的「レオ」弾!!関大がPK戦で順大撃破、7年ぶり4強へ

ゲキサカ / 2017年12月19日 13時36分

関西大が順天堂大をPK戦までもつれた死闘の末に下した

[12.18 大学選手権準々決勝 順天堂大2-2(PK6-7)関西大 浦安]

 第66回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の準々決勝が18日に行われた。浦安市運動公園陸上競技場では関西大(関西4)が2-2から突入したPK戦を7-6で制して、順天堂大(関東2)を下した。関大のベスト4は、優勝した第59回大会以来で7年ぶり。21日の準決勝はNACK5スタジアム大宮で法政大(関東5)と対戦する。

 関西大が2回戦の明治大戦に続く関東勢連破を決めた。選手、ベンチ、そして叱咤激励を続けた応援団を含めた一体感の勝利。前田雅文監督も「すべていい言葉ではなく、大阪っぽいなということもあるかもしなれいけど、後押ししてくれる雰囲気が関大サッカー部にはある。エネルギーがある。たくさんの部員がいて練習の効率は悪いかもしれないですけど、こうなったときは強いのかなと思います」と興奮気味に勝利を喜んだ。

 両エースの「レオ」の存在が注目点のひとつだった。故障明けの関大主将FW竹下玲王(4年=磐田U-18)、そして順天堂大FW旗手怜央(2年=静岡学園高)はM-150杯に出場したU-20日本代表から復帰、17日朝にタイから帰国したばかりとあって、ともにベンチからのスタートになっていた。

 前半は順大がペースを握った。前半8分には早くもスコアを動かす。カウンターからMF杉田真彦(4年=静岡西高)がドリブルで持ち込んで右に展開。旗手に代わって先発していたMF貫場貴之(4年=富山一高)にボールが渡ると、コントロールから右足でゴール左に蹴り込み、幸先よく先制した。

 その後も順大はチャンスを作り続ける。ただ前半14分のMF米田隼也(4年=静岡学園高)の左足シュートはサイドネット。直後のMF石上輝(3年=堀越高)のミドルはGK白澤慶志郎(4年=関西大一高)の正面に飛んでしまうなど、突き放すことが出来ない。主将DF坂圭祐(4年=四日市中央工高)も「自分たちがボールを回せていたので決めたかった」と悔む時間帯になってしまった。

 そしてスーパーゴールが関大に生まれることになる。前半37分、ゴール前約35mの位置でボールを持ったFW加賀山泰毅(3年=JFAアカデミー福島)が右足を振り抜く。坂は「ミスキックが入った感じ」と振り返ったが、加賀山はしっかり狙って蹴ったことを強調。「GKが前に出ているのも分かっていた」。関大にとっては前半唯一のシュートが得点に繋がった。

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