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神戸内定のびわこ大DF宮大樹、空中戦で見せ場も“決勝被弾”に責任感じる

ゲキサカ / 2017年12月21日 7時5分

空中戦で競り合うびわこ成蹊スポーツ大DF宮大樹(4年=清明学院高)

[12.18 全日本大学選手権準々決勝 法政大3-2びわこ成蹊スポーツ大 栃木市]

 試合全体ではさすがの存在感を放ったが、相手の決勝弾は自らのミスから喫してしまった。来季からヴィッセル神戸への加入が内定しているびわこ成蹊スポーツ大DF宮大樹(4年=清明学院高)は「最後は僕のミスで失点してしまった。クリアとつなぐところの判断が悪かった」と敗因を冷静に振り返った。

 後半41分、ビルドアップ中にボールを受けた宮は、クリアかパスかで迷ったところを法政大FW松澤彰(2年=浦和ユース)に奪われる。そのまま受け身に回ると、シュートに対して股間を抜かれて失点。これが決勝点となり、ベスト4進出の夢は閉ざされた。

「うまく股に入ってしまい、GKも見えていなかった。シュートがミートしていたら自分に当たっていたと思うんですけど、まずはクリアミスから奪われてしまったので、申し訳ないと思います」。関西屈指のセンターバックの大学生活は、悔いの残る形で終わってしまった。

 もっとも、「ヘディングでは絶対に負けたくない」という武器は随所で見せつけた。圧巻だったのは後半23分の場面だ。セットプレーの攻撃参加でPA内に進入すると、相手のクリアを立て続けにヘディングで押し返し、最後は強烈なボレーシュート。惜しくも枠を外したが、難しい体勢でも体勢がブレることなく、相手マーカーに競り勝った。

 そんな長所を持っている宮だが、J1リーグでは「まだ通じない部分がある」と自身の立ち位置を見極める。プロでの目標を「長くJ1にいられる選手になりたい」と長期的な目線を持ちつつも、「大卒で取ってもらえるということは即戦力」という現実も認識。「シーズンが始まるまでに調整して、しっかり使ってもらえるようにしたい」と意気込みを口にした。

(取材・文 竹内達也)●第66回全日本大学選手権(インカレ)特集

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