エル・クラシコの前に「重要な一日」が…バルサDFピケがカタルーニャ州議選にメッセージ

カタルーニャ州議会選挙に際してツイッターにメッセージを投稿したバルセロナDFジェラール・ピケ

　バルセロナは23日、リーガ・エスパニョーラ第17節、2017年最後のリーグ戦で、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”を控えている。だが、DFジェラール・ピケにとっては、21日に行われるカタルーニャ自治州の州議会選も重大な関心事のようだ。スペインメディア『マルカ』が報じている。

　同州では10月1日、スペインからの独立を問う住民投票を実施。賛成票が多数を占めるとみられたが、中央政府のラホイ首相はこれを「違憲」だとして認めず、その後、州議会を解散させた。これに伴って21日、新たな議員を選出する州議会選挙が行われる。

　スペイン代表でプレーするピケは以前から、カタルーニャ独立に強い関心を示しており、試合前後の記者会見でもたびたび言及。そして20日、自身の公式ツイッター(@3gerardpique)で選挙への見解を示し、市民に投票を呼びかけた。

「明日はカタルーニャの歴史において、とても重要な一日になる。よく寝て、よく休めば、未来はわれわれの手の中にある。私たちは投票する力を持っている。しかし、これだけは覚えておきたい。最終結果は、カタルーニャの人々の意志だ。尊重しなければならない」

　州議会選挙は定数135、各政党に投票する拘束名簿式の比例代表制で行われる。スペイン各紙によると、独立支持派と独立反対派は拮抗した展開となっており、関心の高まりから投票率は過去最大規模となる予定という。
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