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4戦8発の大エース!FC東京深川FW青木友佑、久保建英からもアドバイス貰う

ゲキサカ / 2017年12月26日 21時53分

準決勝で2ゴール。今大会4試合で8得点と絶好調のFW青木友佑

[12.26 高円宮杯全日本ユース(U-15)準決勝 大宮0-3FC東京深川 味フィ西]

 前半を1点リードで折り返したFC東京U-15深川は後半7分、ドリブルでゴール前に持ち込んだFW青木友佑が右足で蹴り込み加点。同18分にはGKのミスキックを奪った青木が、GKを外して左足で再びゴールネットを揺らした。

 1回戦のアンフィニMAKI.FC戦でハットトリックを決めるなど、今大会はこれで8点目。準決勝では先制点もアシストしており、3得点にすべて絡んだ。まさに大エース。ただ青木は「仲間が繋いでくれたボールを打っただけ」と謙遜。「得点は自分ですが、周りのサポートがあってこそのゴールだと思っている」とあくまでもチームで奪ったゴールだということを強調した。

 試合を見守ったU-17日本代表の森山佳郎監督も「このまま成長してほしいですね」と笑顔で話した逸材。今季終盤にはユースチームに交じってプレーし、プレミアリーグEASTのピッチも経験した。

 ユースの練習では1学年上のFW久保建英に大いに刺激を受けた。「上手いというのはもちろんですが、あの体の大きさで大人とやっても負けないフィジカルの強さがあった」。1対1でボール奪取を試みるも、技術が高すぎて「絶対にボールが取れなかった」という。

 そんな久保からはアドバイスを貰っている。「建英君は上の世代の代表に入っている。自分は試合に入ると緊張してしまうタイプなので、建英君は緊張しないのかとか、そういうアドバイスをもらっています。建英君は先輩が優しいので緊張はないって言っていました」。

 意識も常に高く持っている。「自分にとっては(今大会は)一つの通過点だと思っている。最終的にはFC東京のトップに上がって、そこから日本代表に選ばれて、そこから海外で活躍するというのが目標です」。自分自身の特長を「強引にシュートに持っていく」ことと語る青木の理想は、日本代表FW岡崎慎司。「ボールにビビらないで行く、戦い方を真似しないといけないと思っている。泥臭くゴールを狙っていきたい」と憧れる思いを明かす。

 FC東京U-15深川は、今季のプレミアチャンピオンシップを制したメンバーが在籍した3年前の大会以来の優勝を狙うことになる。6人がユースに昇格する現メンバーも先輩たちに続きたいところ。青木も「まずは目の前にある試合が大事になる」と意識を高めると、「決勝でもゴールを取って、優勝に導きたい」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)●高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)選手権特集ページ

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