1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[横山杯]八千代CB中井「市船、流経とやる時に物怖じせずに戦える力を」

ゲキサカ / 2017年12月29日 9時39分

八千代高は市立船橋高、流通経済大柏高を上回って全国へ復帰することを目指す

[12.28 横山杯決勝リーグ 前橋育英高 2-1 八千代高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 千葉の伝統校、八千代高はPK、CKからの失点によって1-2で惜敗。ボールを握ってチャレンジするパスを狙い続けていたが、前橋育英高の守りは堅く、得点は終了間際に相手のミスを突いたFW平野康次郎(2年)の1得点に留まった。

 続く横浜創英高戦では前半15分で相手が退場者を出したことでボールを完全に支配。最終ラインが敵陣中央まで押し込んで相手を攻め立て、ミドルシュートやクロスなどでゴールをこじ開けようとしたが、守りきられ、逆にセットプレーから失点するなど2-3で敗れてしまう。

 リーダー格のCB中井悠大朗(2年)は横浜創英戦後、「相手を退場者を出して確実にものにしないといけない試合だったんですけれども、ミスとかセットプレーで失点してしまって勝負強さがまだまだついていない」と無念の表情。優勝の可能性はなくなったが、「チームとしての課題がたくさんあるので一個一個クリアして行く。レベル高いチームとの戦いが1日2試合できるので、強いチームへの免疫と、市船、流経とやる時に物怖じせずに戦える力をつけていきたい」と冬場のフェスティバルなどでチームの底力をつけていくことを誓っていた。

 今年は中井や快足FW吉田奨(2年)、素材感十分の右SB飯村晴季(1年)、状況判断優れたMF青木奏人(1年)ら前チームから1、2年生のレギュラー格を半数以上残すが、豊島隆監督は「出ていたからと言って今年も出れる訳ではないです」と厳しい。ポジションが安泰な選手は一人もいない。特に2年生には満足することなく、自覚を持ってチームを引っ張っていって欲しいという思いがあるようだ。

 それに対して中井は「自分が中心になってやらないといけないですけれども、まだまだ自分にも課題があってチームを引っ張るような力を発揮できていない。チームを成長させるためにも個人が成長しなければいけない」と語り、1年生ながら取り組みへの高い評価を得ている青木は「自分がキャプテンではないですけれども、キャプテンのつもりで新3年生にも言っていくつもりでやっていきます」。

 この冬はそれぞれが高い意識を持って、ひたむきに自分とチームを磨き、プレミアリーグ勢の市立船橋高や流通経済大柏高に対抗する力を身につける。青木は「八千代は伝統校。自分たちが情けない結果などに終わってしまうと八千代っていう看板を背負っている以上、それではいけない。結果を残していかないといけない。夏のインターハイから全国を取りに行くという気持ちで行く」と語った。経験者が多く、期待の世代でもあるだけに、結果にも貪欲にこだわって来年こそは千葉の壁を突破する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
横山杯 第18回全国ユース招待サッカー大会特設ページ
横山杯大会公式ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください