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ユース取材ライター陣が推薦する「選手権注目の11傑」vol.5

ゲキサカ / 2017年12月29日 7時0分

川端氏が注目するDF竹中響哉(立正大淞南高)。(写真協力=高校サッカー年鑑)

特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校選手権注目の11傑』」

 ゲキサカでは12月30日に開幕する第96回全国高校サッカー選手権の注目選手を大特集。ユース年代を主に取材するライター陣に今年も選手権注目の11選手、「選手権注目の11傑」を紹介してもらいます。第5回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11名です。

川端暁彦氏「いよいよ高校サッカー選手権開幕ですね。Jリーグへ行く選手や年代別日本代表選手が注目株なのは言うまでもないですが、法政大で活躍して東京五輪代表候補に入った上田綺世選手(鹿島学園高出身)のように、この段階での注目度が小さな選手にも好素材が眠っているのが選手権の面白いところです。今回は出場48校の中からそうした“無印良品”を学年や所属校にこだわらずに探してみました」

以下、川端氏が注目する11人

GK中塚勝俊(旭川実高3年)
「190cm近い長身を誇る北国の守護神。夏の高校総体では初の8強入りに大きく貢献した。長身を活かしたプレーはもちろん、ここぞのビッグセーブも光る。完成度という意味ではまだまだながら、高校卒業後の伸びしろも残す」

DF竹中響哉(立正大淞南高3年)
「182cmとそこまで大柄ではないものの、『ビヨン』という擬態語を付けたくなる跳躍からエアバトルを制するストッパー。スピードもあり、やられそうになった『無理やろ』と言いたくなる状況から相手の攻撃を止めてしまうことも」

DF高嶋修也(明秀日立高2年)
「鹿島アントラーズ育ちらしい高空戦に長じたCB。初めて観たのは茨城県トレセンでのプレーだったが、相手の強力FWをタフな守りで粉砕していた。明秀ではFWも経験したが、今年はCBとして守備の要になっている」

DF河合航希(京都橘高3年)
「『京都橘の歩く戦術』とでも呼ぶべき主将。ボランチとしても高校屈指の彼が左SBに入ると、ちょっと中寄りのポジショニングからオシャレなゲームメイクを見せてくれる。負傷離脱中で恐らくプレー機会はないが、それでも取り上げたくなる名手だ」

MF稲見哲行(矢板中央高3年)
「相棒の松井蓮之を筆頭に目立つ選手が数多くいる矢板中央だが、あえて黒子に徹してボールを回収し、猛々しくヘディングで競り合い、堅実に繋ぐこの男の存在は大きい。初優勝へのキーマンと言ってもいい、隠れた好選手だ」

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