プーマ「フューチャー」とともに挑む選手権…高川学園・土信田&末次

高川学園高(山口)のFW土信田悠生(3年)、MF末次章悟(2年)

　第96回全国高校サッカー選手権が30日に開幕した。同日の開会式および開幕戦が行われた東京・駒沢陸上競技場には、大会をサポートするプーマの特設ブースも登場。11月に発表されたばかりの「FUTURE(フューチャー)」など同社製のフットボールスパイクが展示された。

　プレイヤーの足に完璧にフィットするように、靴紐を自由に通すことができる画期的なデザインが採用された「フューチャー」。アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリエーズマンらが着用するプーマの最新モデルを高川学園高(山口)のFW土信田悠生(3年)、MF末次章悟(2年)も履いて全国高校選手権に臨む。31日の1回戦で清水桜が丘高(静岡)と対戦する2人に、今大会に懸ける意気込みを聞いた。

—いよいよ選手権が開幕しますが、どんな大会にしたいですか?
土信田　自分たちは歴代の記録であるベスト4越えを目指してきました。その記録をしっかり越えられるように全員で頑張りたいです。

末次　自分は2年生なので、2年生らしく思い切りの良いプレーがしたいです。

—清水桜が丘との初戦に向けて意気込みを聞かせてください。
土信田　清水桜が丘は堅守速攻のチームというイメージ。ただ、ボールを保持してサイドからの攻撃でゴールを目指す自分たちのサッカーができれば、負ける試合ではないと思う。自分たちがやらなければならないことをしっかりやって初戦に勝ちたいです。

末次　名前は変わったけど伝統校ということで名前負けしないようにしたい。自分たちも多々良学園から名前が変わっています。伝統校としての誇りを持って戦いたいです。

—昨年度は初戦敗退。県内3冠を達成した今年のチームはどんな部分を上積みして選手権に帰ってきましたか?
土信田　去年は初戦の鹿島学園戦で先制したんですが、そこから2点を取られて逆転負けしてしまった。今年はチームの立ち上げ時に決めたのは「勝ちにこだわる」ということ。どんな状況でも常に勝つことを大事にして一年間トレーニングをしてきました。個人としてはチャンスを生かしてシュートを決めきることを意識して伸ばしてきました。

末次　僕はセンターバックからボランチにポジションが変わりました。潰しだったり、競り合いだったり、センターバックでやっていた体を張ったプレーをそのままボランチの位置ですることで相手の攻撃を止めて、そこから味方にパスして自分たちの攻撃につなげることができるようになりました。チーム力が上がったと思います。

—「FUTURE(フューチャー)」を履いた感想はいかがですか?
土信田　見た目がかっこいいです。僕はFWなんですが、シュートが打ちやすい。自分の思ったところに飛びます。

末次　軽くて履きやすいです。ポイントが高くなっているので、一瞬の切り返しのところで踏ん張れます。

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●【特設】高校選手権2017