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[MOM2385]神村学園MF高橋大悟(3年)_指揮官絶賛のゴラッソ!ゴールは見ずに「感覚で」

ゲキサカ / 2018年1月1日 7時3分

J内定選手に秋田商は徹底マークで対抗した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 秋田商高0-1神村学園高 NACK]

 注目度の高さを裏付けるプレーを見せつけた。この試合唯一の得点を決めたのは、神村学園高(鹿児島)のエース、MF高橋大悟(3年)。清水エスパルスへの入団が内定している逸材だ。

 両チーム決め手を欠くまま0-0で迎えた前半38分、神村学園は自陣からペナルティエリアへとロングフィードを送る。秋田商高(秋田)はヘディングで跳ね返すも、セカンドボールの処理をし損なってしまうと、ボールを拾った神村学園のMF田畑拓武(3年)は、斜め前にいる高橋にボールを預ける。ゴールに背を向けた状態でボールをコントロールすると、得意の左足をゴールに向かって振り抜く。「まったく見てなかったです。感覚で」(高橋)放たれたシュートは、GKの左を抜けてネットを揺らした。12月30日の開会式を前に「点を取って評価される選手」と語っていたように、自らの価値を証明した。

「高橋ならではでしょうね。高橋じゃないと決めてなかったと思います」と有村圭一郎監督も絶賛。難易度の高いゴールに「そういうことができるので、Jリーグに行く選手だと思います」と賛辞を惜しまなかった。

 1回戦突破という結果は残したが、主将を務める高橋は内容にはまったく満足していない。「鹿児島県の代表としてやってきているので、今日見ている人たちがガッカリするないようだった」。重圧からミスが重なってしまった。高橋もMF柏谷一輝(2年)のマンマークに「やりにくかった」と苦しめられた。秋田商の攻撃時でさえ、赤の14番は白の14番から離れなかった。「ああいうのをはがしていかないと、チームが勝ち上がって行けないし、僕自身も上に行けないと思っているので、恐れず(パスを)受けないといけない」。消極的になってしまった自分を責めた。

 今日の出来は100点満点で何点か? そう問われた高橋は「2点ぐらい」と自嘲する。「(もっとできることは)自分でもわかっているので」。大会屈指のタレントの本領発揮はこれからだ。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 奥山典幸)●【特設】高校選手権2017

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