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神戸内定MF郷家と山形内定FW中村が2発競演!前回王者・青森山田が“昨年以上に”価値ある5-0快勝!

ゲキサカ / 2018年1月3日 2時19分

青森山田高はMF郷家友太(右端)の2ゴールなどで5-0発進(写真協力=高校サッカー年鑑)

[1.2 全国高校選手権2回戦 青森山田高 5-0 草津東高 フクアリ]

 第96回全国高校サッカー選手権2回戦が2日に行われ、前年度王者の青森山田高(青森)が登場。草津東高(滋賀)と初戦を戦った青森山田はヴィッセル神戸内定MF郷家友太(3年)とモンテディオ山形内定FW中村駿太(3年)がそれぞれ2ゴールを決めるなど、5-0で快勝した。青森山田は1月3日の3回戦で長崎総合科学大附高(長崎)と戦う。

 00、01年度の国見高(長崎)以来、史上9校目となる全国連覇へ、青森山田が5発発進だ。前半、前線でボールを収める中村や郷家を中心に攻め、サイドからチャンスを作ろうとした青森山田だが、ロングボールでDFラインを押し下げようとしてくる草津東の攻撃の前になかなかリズムが作れず。中盤でボールを失い、ショートカウンターを受ける回数も少なくなかった。

 草津東は8分、MF山本佳輝(2年)のスルーパスにMF栗山高季(2年)が反応。その後も栗山が幾度も鋭いドリブルで持ち上がり、前半終了間際の37分には山本のスルーパスにMF上野広人(3年)が走り込んだ。

 青森山田は初戦の緊張もあったか、前半は攻撃のテンポが上がらず、サイド攻撃も不発。思うようなゲーム運びではなかった。だが、黒田剛監督が「サイドのポジションで優位に立って突破していきたいという目的があったんですけれども、サイドプレーヤーも硬くなって仕掛けるタイミングを失っていた。でも『いいから仕掛けろ』と檀崎に言って、その一本がいいクロスという形になった」と説明したように、流れを変えるようなサイドでの仕掛けが先制点に繋がる。

 前半37分、左サイドから縦に仕掛けたMF檀崎竜孔(2年)がDFとの1対1を制してクロス。ニアで潰れた中村の後方から飛び込んだ郷家が打点の高いヘディングシュートで決めて先制した。

 前半を1-0で折り返した青森山田は郷家も「後半は山田のサッカーができたと思います」と頷く納得の後半。パスの精度、テンポが向上したチームはゴールを連発する。8分にゴール前の混戦から郷家が左足シュートを決めると、11分には右SB鍵山慶司(3年)の縦パスから、PAで切り返した中村が強引に放った左足シュートを決めて3-0とする。

 その後も止まらない青森山田はMF堀脩大(3年)のロングシュートなどで相手ゴールを脅かすと、20分には鮮やかなパスワークから最後はターンしてPAへ侵入した中村が左足シュート。中村の左足と同時に右足を振り抜いた郷家の2人から放たれた“ツインシュート”がゴールを破り、4-0(記録は中村の得点に)。草津東も28分にスルーパスから注目の1年生FW渡邉颯太が決定的な右足シュートを放ったが、GK坪歩夢(3年)の正面を突いてしまう。

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