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[MOM2394]日本文理FW亀山来駆(3年)_“背中トラップ”居残り練習の成果

ゲキサカ / 2018年1月2日 21時37分

FW亀山来駆(3年)が貴重な追加点を奪った

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 日本文理2-0旭川実 NACK]

 背中で受けたボールが前に転がった。ただこれはほぼ「狙い通り」のプレー。「どこかに当たって前に転がればいいなと思っていた」。日本文理高(新潟)のFW亀山来駆(3年)は、こぼれ球に素早く反応すると、見事な切り返しでDFを外して、左足で蹴り込む。「ニアが開いているのが見えていて、打ったところはコース自体甘かったんですけど、入って良かったです」。

 学校には自転車通学だという亀山は、電車通学組より長く、居残り練習をしてきた。「日頃から居残りでシュートを練習しています。右も左も遜色なく蹴れます」。選手権初ゴールは利き足とは逆の左足。まさに居残り練習の成果だった。

 そして何より選手権のピッチを楽しんでいる。「今日も最初は足が重かったけど、走っていくうちに軽くなった」。理由は「楽しいというのが出てきた」から。疲れを感じることを忘れるくらい、充実した80分間を過ごした。

 ミックスゾーンで多くの記者に囲まれ、「選手権のピッチはどう?」という質問に「いまの質問で鳥肌がたつくらい」と目を輝かせた純粋な18歳。卒業後は仙台大に進学してサッカーを続けるというストライカーは「応援も日本一の応援なので、自分たちも日本一にならないといけない」と頂上を見据えた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2017

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