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2年生で全4試合に出場…長崎総附“DFW”柏木澪弥「来年はもっと…」と先輩超え誓う

ゲキサカ / 2018年1月5日 23時50分

全4試合に出場した長崎総合科学大附高DF柏木澪弥(2年)

[1.5 全国高校選手権準々決勝 長崎総合科学大附高 0-3 流通経済大柏高 駒場]

 21世紀生まれの長身“DFW”が初めての選手権で手応えをつかんだ。長崎総合科学大附高DF柏木澪弥(2年)は今大会、2試合の先発を含む全4試合に出場。ロングボールのターゲットとして前線起用された準々決勝では悔いも残したが、「やれなくはないな……と思った」と振り返った。

 1回戦の中京大中京高戦、2回戦の高川学園高戦で先発出場を果たした柏木は、ベンチスタートとなった3回戦の青森山田高戦でハイライトとなるプレーを見せる。1点リードで迎えた後半32分、195cmのDF三國ケネディエブス(2年)のマークを任され途中出場。最後まで完璧に抑え切り、無失点勝利に貢献した。

 そうして迎えた準々決勝の流通経済大柏高戦、今度は2点ビハインドとなった直後の後半11分に最前線で投入された。しかし後半32分、右からのクロスでDF瀬戸山俊(3年)に競り勝ったが不運なファウルになるなど、得点を挙げることができず。「持ち味のヘディングで勝たないといけなかったのに、チームに貢献できなかった」と肩を落とした。

 2001年3月生まれの柏木は、福岡県北九州市の小倉南FCジュニアユース出身。当時は180cmを越える長身を生かしたFWとしてプレーしていた。ところが、高校入学後はDFでも起用されるようになり、現在は「どっちもできるけど、高校に入ってからはDFでプレーすることが多いので、DFのほうがやりやすい」という。

 準々決勝の先発は全員が3年生だったため、ベンチスタートとなった柏木も来季は中軸を担う。先輩からは「来年頑張れよ」という力強い声をかけてもらったといい、「自分たちの代に託してもらった」という自覚もある。チーム史上最高となるベスト8を経て、「来年はもっと良い結果を出したい」と誓っていた。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2017

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