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柴崎はボランチで途中出場…ヘタフェ、“新戦力”D・コスタにゴール生まれたアトレティコに完封負け

ゲキサカ / 2018年1月6日 23時5分

ドリブル突破を狙うヘタフェMF柴崎岳

[1.6 リーガ・エスパニョーラ第18節 A・マドリー2-0ヘタフェ]

 リーガ・エスパニョーラ第18節1日目が6日に開催され、MF柴崎岳が所属するヘタフェがアトレティコ・マドリーのホームに乗り込み、0-2の完封負けを喫した。ベンチスタートとなった柴崎は後半19分に途中出場している。

 昨年9月にチェルシーからアトレティコへの4シーズンぶりの復帰が発表されながらも、アトレティコがFIFAから選手登録禁止処分を科されていたため、出場機会のなかったFWジエゴ・コスタがリーグ戦初出場。すると、そのアトレティコが前半19分に試合を動かす。MFカビの縦パスを受けたFWアントワーヌ・グリエーズマンが相手選手の注意を引き付けてスルーパスを送ると、PA内に走り込んだFWアンヘル・コレアが鮮やかな右足アウトサイドのシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 前半終了間際には両チームの選手が激しく言い争う場面があり、アトレティコはグリエーズマンとDFステファン・サビッチ、ヘタフェはDFカラが警告を受けるなど、前半だけで計7枚のイエローカードが提示される荒れた展開になってしまう。

 0-1とアトレティコがリードしたまま後半を迎えると、後半19分にヘタフェベンチが動き、柴崎とMFアルバロ・ヒメネスが同時にピッチに送り込まれる。しかし同23分、DFシメ・ブルサリコのグラウンダーのクロスをD・コスタが右足で蹴り込み、アトレティコがリードを2点差に広げる。3日のコパ・デル・レイ5回戦第1戦で復帰後初ゴールを奪っていたD・コスタにとって、復帰後リーグ戦初ゴールとなったが、ゴールパフォーマンスでスタンドに飛び込みサポーターと喜びを分かち合ったことで2枚目のイエローカードを受けて退場し、ヘタフェが数的優位に立つ。

 ボランチの位置に入った柴崎はシンプルなさばきで攻撃にリズムを生もうとしたが、得点を演出することはできず。イエローカード10枚、レッドカード1枚が出た荒れた試合は、アトレティコが逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。
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