気温1度も“半袖”宣言!! U-21代表MF高木彰人「プレーしているときは大丈夫」
ゲキサカ / 2018年1月12日 16時17分
与えられた時間は10分だった。10日のAFC U-23選手権の初戦パレスチナ戦で後半35分からピッチに送り込まれたU-21日本代表MF高木彰人(G大阪)だったが、13日に行われる第2戦タイ戦の前日練習では主力組でプレーを続け、第2戦では先発出場が濃厚だ。
3-4-2-1の右シャドーの位置に入った高木は、「そんなに得意なポジションではない」と苦笑しながらも、「サイドに張っているよりもゴールに近いから、自分の良さは出せるかなと思う」と前向きに、与えられたポジションでの役割をこなそうとしている。
特に1トップに入ったFW田川亨介(鳥栖)、左シャドーのMF岩崎悠人(京都)との連係は攻撃の生命線となるだけに、「1トップにボールが入った際に早くシャドーがサポートに行かないと孤立してしまう。良い距離感、良い関係性を持てなければ良い攻撃はできない」と意識してプレー。森保一監督から出される細かい指示を懸命に理解し、「タイ戦でそれを少しでも出し、良い結果につながればいい」と力強く語った。
パレスチナ戦の気温は1度だったが、半袖でプレー。途中出場する際には震えているようにも見えたが、「チームでも半袖でやっているので、半袖にしようかなと。プレーしているときは大丈夫でした」とプレーを続けた。試合終了のホイッスルが吹かれ、動きが止まると、さすがに「さぶーって思った」ようだが、タイ戦も「半袖でやる予定です」とニヤリ。
同試合の後半43分には、FW田川亨介(鳥栖)のラストパスからシュートチャンスを迎えたものの、ネットを揺らすことはできず。「もったいなかったですね。試合に出たらシュート1本は打とうと思っていたので、そこは良かったけど…。次はしっかり結果につなげられればいい」。高木には苦い思い出がある。昨年5月30日に行われたU-20W杯決勝トーナメント1回戦ベネズエラ戦。後半12分にMF堂安律のスルーパスから決定機を迎えたが、右足から放ったシュートは相手GKに弾き出され、チームは延長戦の末に0-1で敗れて大会から姿を消した。
あれから約7か月半、当時を思い出し、「あと一歩がね、なかなか」と悔しさを滲ませつつも、「次は本当に決め切れるように頑張りたい」と視線を上げる。チャンスには顔を出している。あとは決め切るだけだ。「まずはチームが勝たないと試合もできなくなるので、チームの勝利を意識しつつ、自分の良さも出していきたい」と意気込んだ。
(取材・文 折戸岳彦)●AFC U-23選手権2018特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
北朝鮮戦の扱いをAFCはFIFAに丸投げ/六川亨の日本サッカー見聞録
超ワールドサッカー / 2024年3月23日 22時15分
-
地元凱旋の植中朝日、小学校時代のチームメイト大畑歩夢共に日の丸を背負いピッチに立てるか?「いつか一緒にと思っていて再会できた」
超ワールドサッカー / 2024年3月23日 21時15分
-
「負けてられない」FW古川公琉が決勝点!2チーム分の戦力、サブ組奮闘の飯塚が鳥栖U-18撃破
ゲキサカ / 2024年3月15日 8時39分
-
明秀日立の万能型MF阿部巧実がCBで決勝アシストと無失点勝利。「濃い一年にしていきたい」
ゲキサカ / 2024年3月15日 6時41分
-
新境地インサイドハーフの開拓目指す横浜FM植中朝日、U-23代表は「自チームで結果を残してもう一度」
ゲキサカ / 2024年3月14日 18時5分
ランキング
-
1水原氏解雇も…ド軍にとって「利得だ」 米メディアが分析した監督発言の“真意”
Full-Count / 2024年3月28日 10時0分
-
2“就活中”の元巨人助っ人「ジャイアンツと話したい」 オドーア電撃退団で復帰希望
Full-Count / 2024年3月27日 21時31分
-
3大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年3月28日 8時25分
-
4オリオールズの球団売却をオーナーが全会一致で承認 売却額2600億円は買収時の約10倍
スポニチアネックス / 2024年3月28日 14時30分
-
5報徳学園が大阪桐蔭を撃破 選抜4強が出揃う…今朝丸が好投、名門対決制す
Full-Count / 2024年3月28日 18時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください