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[日本高校選抜選考合宿]矢板中央MF稲見哲行(3年)「球際で外国人の相手を飛ばしたい」

ゲキサカ / 2018年1月31日 21時29分

リーダーとして矢板中央高を全国4強へ導いたMF稲見哲行

 第96回全国高校サッカー選手権の優秀選手を中心に構成された日本高校選抜選考合宿が19日から大阪府内で行われている。合宿は21日まで。最終的に18名が日本高校選抜として3月末から欧州遠征を行い、第56回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会(ドイツ)に出場する。

 MF稲見哲行(3年)は精神的支柱として矢板中央高(栃木)を牽引し、選手権4強へ導いた。ピッチでは誰より身体を張り、2試合連続ゴールも決めるなど、個人としても印象的な活躍を見せて高校選抜候補に選出された。そのボランチが今冬の選手権についてや、高校選抜、18年の意気込みについて語った。

―高校選手権を振り返って。個人的に発揮できたことは?
「今までボランチとして、“黒子役”と言われていたり、守備のところで貢献することはあったんですけれども、得点を取れたので、結果としてチームに貢献できたことは自信になりました」

―出しきれなかった部分はある?
「準決勝の流経(流通経済大柏高)戦は前に行く機会があまりなかったし、取ったボールを繋いで攻撃にするという部分が少なかったので、少ないチャンスでも丁寧に繋いで得点に行くことはできなかったですね」

―日本高校選抜候補合宿に参加して感じたこと。
「各チームから上手い選手や強い選手が来ている。特長のある選手が多いなと感じましたし、コミュニケーションが大事だということがやっていて分かりましたし、その中で自分は球際とかそういう部分でアピールできたと思います」

―日本高校選抜欧州遠征メンバー入りへの意気込みを。
「外国人とかと実際やってみたい。相手は絶対に強いと思うので、そこで自分の体験したことのない経験をして、自分のものにしていきたいと思います」

―外国人選手相手に試したい部分。自分自身の強みと課題について。
「球際でパッチンと当たって、外国人の相手を飛ばしたいというのもありますし、その相手から学ぶことはとても多いと思います。個人として成長することもあると思うんですけれども相手から、仲間からもたくさん学びたいです。課題はドリブルで剥がしたりすることがない。中学校まではドリブルで剥がすことも多かったんですけれども高校に入ってからはそういうプレーが少なくなったので、チャンスの時にドリブルで運んだり、相手が引いた時に打開するなど個人の能力の部分を学びたいです」

―高校3年間を通して学んだこと。
「守備面で球際の部分だったり、組織的な守備のところを矢板中央高校は凄く重視している。ハイプレスや引いて守るところは選手権、プリンス参入戦でも重視していましたが、矢板中央伝統の守備という部分は成長したと思います」

―2018年の目標を。
「高校選抜にまず入って、幸先の良いスタートを切って、明治大学でも1年生から試合に出られるように。(明治大学は昨年結果が出ていないので)自分が入って流れを変えたいです。寮生活とかも厳しいと聞いているので、私生活でも成長していくこと、人ととして大きくなることも目標です」

(取材・文 吉田太郎)●富士ゼロックススーパー杯2018特集
●【特設】高校選手権2017
●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ

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