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ポスト2発で無得点…注目の2年生MF檀崎は青森山田、高校選抜で「1本」を決められる選手に

ゲキサカ / 2018年1月31日 21時26分

青森山田高の次期エースMF檀崎竜孔は結果にこだわる

[1.20 練習試合 日本高校選抜候補 0-3 大阪体育大]

 青森山田高の次期エースは「今日の試合に関しては評価を与えてもらっていないと思う」と首を振った。日本高校選抜候補のMF檀崎竜孔(2年)は20日午後に行われた大阪体育大との練習試合で3本目と4本目に出場。3本目開始直後には得意の縦突破から立て続けに決定機を演出したが、4本目には2度の決定的なシーンでいずれもシュートをポストに当ててしまった。

 左サイドからの仕掛けでDFを振り切り、ゴールライン際からラストパスを通したプレーについては「攻撃の選手なのであれくらいまでえぐっていかないと。大学生相手でも遠慮せずに、そこはやれたかなと思います」と納得していたが、ポストに当てたシュートについては悔しさを露わにしていた。

 4本目6分に右ロングクロスを頭で合わせたシュートは左ポストを直撃。19分に再び迎えた決定機も左足シュートを左ポストに当ててしまう。大阪体育大戦の檀崎は闘争心を前面に出すようなプレーをしていた。ボールを持てば大学生との競り合いにも全く臆すること無くチャレンジ。ファーストDFを強引に剥がして前進するなど、高校選抜候補の中でも目立つほどのアグレッシブなプレーを見せていた。

 だが、「自分は結果にこだわっていかないとプロにもいけない。そこにだけこだわってはいけないと思うんですけれども、こだわっていかないといけない」と語るように、彼が欲しかったのは結果。この日は自身の課題を自信に変えることができなかった。

 この1年、青森山田の左サイドを担ってきた檀崎は同校の次期エースと言える存在だ。17年度に10番を背負ったMF郷家友太(現神戸)、16年度に10番を背負ったMF高橋壱晟(現千葉)、そして15年度に10番を背負ったMF神谷優太(現愛媛)も結果を残してプロ入りを勝ち取っている。その先輩たちのピッチ内外での姿から学んできた檀崎は先輩たち以上と言えるほどに栄養補給から考え、体づくりに繋げようとしている。プロで活躍できる選手になるために、この一年間は重要。だからこそ、高校選抜に入って海外遠征で経験を積みたいという強い思いを持っている。

 大事な1本を決められるかどうかが勝敗を分ける。それが欧州遠征メンバー入りを左右することも檀崎は理解。「平野(直樹)監督も言っていたように、海外の選手は1本中の1本を決めてくる相手だと思うので、自分たちももっと1本にこだわらないといけない。明日の試合では何としても点を取ってアピールしたい」。決定機に絡むだけでは物足りない。21日にも行われる大体大戦で注目の2年生アタッカーはゴールという結果にこだわり、数字を出して目標に一歩前進する。

(取材・文 吉田太郎)●富士ゼロックススーパー杯2018特集
●【特設】高校選手権2017
●2018日本高校選抜欧州遠征特設ページ

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