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5試合ぶり先発の大迫が先制点アシスト!テロッデ2発でケルン3連勝、伊藤は途中出場

ゲキサカ / 2018年1月28日 0時17分

FW大迫勇也が5試合ぶりに先発復帰し、勝利に貢献

[1.20 ブンデスリーガ第19節 ハンブルガーSV0-2ケルン]

 ブンデスリーガは20日、第19節2日目を行い、日本代表FW大迫勇也が所属するケルンは敵地で日本代表DF酒井高徳とFW伊藤達哉所属のハンブルガーSVと対戦し、2-0で完封勝利をおさめた。5試合ぶりに先発復帰した大迫は先制点をアシストし、後半19分までプレー。酒井、伊藤はベンチスタートとなり、伊藤は後半32分から途中出場。酒井は2試合連続で出番がなかった。

 8月のリーグ開幕から16試合未勝利(3分13敗)が続いたケルンは監督交代に踏み切り、初勝利から2連勝中。今冬の中断期間にシュツットガルトから補強した2年連続ブンデス2部得点王のFWシモン・テロッデと大迫が初めて2トップを形成した。

 立ち上がりから攻め込んだケルンは前半11分、大迫が素早い動き出しで最終ラインの背後を取り、ドリブル突破からGKと1対1の局面を迎えたが、コントロールミスでシュートには持ち込めない。それでもセットプレーのチャンスを生かし、ケルンが試合を動かした。

 前半27分、左CKをニアサイドの大迫が高い打点から頭でそらし、ゴール前のテロッデが頭で押し込んだ。大迫の今季リーグ戦初アシストからテロッデが2戦連発。対するハンブルガーは前半41分、MFフィリプ・コスティッチが決定的なシュートを放ったが、GKティモ・ホルンがビッグセーブでしのぎ、ケルンが1点リードで前半を折り返した。

 後半立ち上がりにハンブルガーSVの攻撃にさらされたが、堅守で跳ね返したケルン。大迫は後半19分に途中交代となった。後半22分には“新相棒”のテロッデがカウンターから追加点。MFミロシュ・ヨイッチが浮き球の右クロスを入れ、難しいボールを左足ダイレクトで冷静に流し込んだ。テロッデは今季初のドッペルパック(1試合2得点)を達成し、勝利を決定付けた。

 ハンブルガーは後半32分、最後の交代枠で伊藤をピッチに送り込んだが、決定機には絡めず。そのままタイムアップを迎え、2-0で完封勝利をおさめたケルンは今季初勝利からの3連勝。勝ち点を12に伸ばして17位ハンブルガーと3差まで詰め寄り、最下位脱出を視界にとらえた。
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