意識高く「立派」に戦った「NIKE NEXT HERO プロジェクト」選抜が8-0快勝。2連勝でイタリア遠征終える
ゲキサカ / 2018年1月26日 12時4分
[1.25 練習試合 NIKE NEXT HEROプロジェクト選抜 8-0 ヴァレジーナ・カルチョ]
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグにおける「NIKE NEXT HEROプロジェクト」ポイントランキング上位選手中心に構成されたイタリア遠征メンバーは現地時間25日午後、インテル系列のヴァレジーナ・カルチョと練習試合を行い、8-0で快勝した。選抜チームはイタリア遠征の2試合を2勝で終了。28日に帰国する。
指揮を執った朝岡隆蔵コーチ(市立船橋高)は「立派だなと思いますよ。ここに来るだけの(価値のある)選手たちだと思います」とメンバーの意識、モチベーションの高さ、そしてわずかな練習、ミーティングのみながらも発揮していた対応力の高さを賞賛していた。
日本から20時間かけて22日夜にイタリアに入り。3日目(24日)の練習試合を11-1で大勝したチームはこの日、前日に出た課題を修正する形で8-0のスコアで連勝。現地の関係者や観客を驚かせるような内容・結果で2試合を終えた。
4-1-4-1システムの先発メンバーはGK梅田透吾(清水ユース2年)、右SB岡庭愁人(FC東京U-18 3年)、CB吉田伸弘(阪南大高3年)、CB吉村仁志(大津高2年)、左SB三原貫汰(米子北高3年)。1ボランチが谷川勇磨(神戸U-18 3年)、トップ下が財前淳(京都U-18 3年)と中村成龍(阪南大高2年)、右SH上月翔聖(神戸弘陵高3年)、左SH滝裕太(清水ユース3年)、1トップは平墳迅(清水ユース3年)が努めた。
前日に対戦したASヴィズノーヴァよりも上手さ、強さを持った対戦相手。それでも前半8分、左サイドの滝がカットインしながら逆サイドの上月へ展開する。すると、上月が中へ切れ込んでからの左足シュートをニアサイドのゴールネットへ突き刺して先制した。
相手にボールを繋がれるシーンもあったが、声を出し続けていた谷川と吉田を中心に守備面で隙を見せない。それぞれが、よく状況判断しながら守っていた「NIKE NEXT HEROプロジェクト」選抜は、吉村の力強い潰しや三原の粘り強い守備、GK梅田の落ち着いた対応もあって相手にシュートを打たせない。
すると26分、左スローインを起点とした攻撃から中村龍が狭いスペースを通して逆サイドへ展開。攻撃参加していた岡庭がシュートモーションから右前方へ抜け出した上月にスルーパスを送ると、これを受けた上月が逆サイドネットへファインショットを突き刺して2-0とした。
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