1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

優秀なDF不足を嘆くキエッリーニ…「マルディーニ、バレージ、カンナバーロはもう出てこない」

ゲキサカ / 2018年2月8日 20時55分

優秀なDF不足を嘆くDFジョルジョ・キエッリーニ(左)

 元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが自国のサッカーについて語った。7日、英『デイリーメール』のインタビューをイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 昨年11月にW杯出場を逃したイタリア代表。その一員であるキエッリーニは今年6月から始まるロシアW杯について、「結果は調べるけど、試合は見ないよ。とてもつらいからね」といまだにショックを引きずる。そしてW杯出場を逃した要因として「たくさんあるんだけど」と前置きをしながら、「高いレベルのDFがいなくなったよね」と守備面を挙げた。

 “カテナチオ”(イタリア語でかんぬき)と評されたイタリアの堅守戦術。しかし時代は流れ、シンプルな堅守は相手の攻撃に耐え切れなくなり、逆に単調なカウンター攻撃は相手の緻密なフォーメーションを潜り抜けなくなった。ジャンピエロ・ベントゥーラ前イタリア代表監督はFWロレンツォ・インシーニェやFWチーロ・インモービレといった若手攻撃陣を重用して新たな風を巻き起こそうとしたものの、予選第7節でスペイン代表に3発完敗。そこから迷いと焦りで後手に回ってプレーオフに回ると、スウェーデン代表に敗れて60年ぶりのW杯落選という苦汁をなめることになった。

 キエッリーニは過去の英雄たちを挙げ、「(パオロ)マルディーニ、(フランコ)バレージ、(ファビオ)カンナバーロのような優秀なDFを生み出せなくなった」と嘆き節。加えて、「技術を持たない監督たちがジョゼップ・グアルディオラの試合を真似をしようしたことも失敗の原因になっている」と迷走中の自国を哀れんだ。

 イタリア代表は5日にU-21の監督を務めていたルイジ・ディ・ビアジョ氏を暫定監督として招聘。3月23日にはアルゼンチン代表と、27日にはイングランド代表と親善試合を行う予定だ。
●2018W杯ロシア大会特集ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください