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チェルシーのコンテ監督が低迷脱出へ「シーズンの中でも唯一」の試み

ゲキサカ / 2018年2月10日 21時19分

悪い流れを止めると語ったアントニオ・コンテ監督

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督が12日のプレミアリーグ第27節WBA戦に向けた記者会見に出席し、試合への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 現在4位のチェルシーは5日に敵地で行われた第26節ワトフォード戦で1-4の大敗を喫し、リーグ戦2連敗。年明けからの5試合で1勝2分2敗となり、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位以上も安泰ではなくなってきている。

 コンテ監督はワトフォード戦後、チームに3日間のオフを与えていた。その理由について問われると「シーズンの中でも唯一の機会だろう」と明かし、次のように話している。

「この先のことを考えれば選手たちを休ませることが必要だ。様々なコンペティションの中で毎週2試合を戦ってきたのだから、選手たちにとって簡単な状況ではなかったはず。自分にとってだけではなく、選手にとっても、この休養は重要なものになるよ」

「休養の後はこれまで同様にトレーニングを行った。フットボールをプレーして、試合を支配したい。そのためにはボール保持時に強いパーソナリティを示さないとね。ワトフォード戦は本当に悪い試合だった。でもそのようなことも起こり得るんだ。これを繰り返さないことが大切なんだよ」

 今の悪い流れを止めたいと語るコンテ監督は「このような状況では自信を失いがちだが、自分たちのやってきたこと、そしてこのチームのフットボールを信じて3ポイントを奪いにいかないとね」と、敵は最下位WBAではなく、自分たちの中にあることを強調した。
●プレミアリーグ2017-18特集

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