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U-19代表MF上月の“基準”は同世代のイングランド代表選手たち。高校3年生で先輩FW久保のような活躍期す

ゲキサカ / 2018年2月11日 16時42分

今年、トップチームでの活躍を誓うMF上月壮一郎(京都U-18)

[2.10 NEXT GENERATION MATCH U-18 Jリーグ選抜 1-2 日本高校選抜 埼玉]

 昨年世界で激闘を繰り広げたイングランドの選手たちが、明確な“基準”になっている。後半開始からU-18Jリーグ選抜の右SHを務めたMF上月壮一郎(京都U-18)は、昨年のU-17W杯日本代表メンバーでもある大型アタッカー。この日は得点こそ絡むことはできなかったが、右サイドから縦に仕掛けて決定的なクロスも上げた。

 得意とするのは左サイドからカットインしてのラストパスやシュート。本人は「左から縦で抜くのは課題になっていた。試したかった」と残念がったが、昨年は何もできなかったという右サイドのプレーで手応えを得た部分もあったようだ。

 1月のU-19日本代表スペイン遠征でチームメートとなったMF横山塁やU-17W杯の僚友、MF中村敬斗の右サイドでのプレーを見習いながらどちらのサイドでも力を発揮できるように変化しつつある。

 U-19日本代表のスペイン遠征は刺激になった部分が多かったという。「行く前からスペインは絶対に強いと分かっていた」というU-19スペイン代表との対戦。全く自分の良さを出せなかったと首を振る上月だが、それでも国内の同世代との対戦ではなかなか体験することのできない「やれなかった」部分は「刺激になりました」。

 世界のスタンダードを再確認。そのスペインでもU-17W杯でPK戦の末に敗れたイングランドの衝撃を上回るものは無かった。「(イングランドのレベルは)ユースの中では全然いない。イングランドは自分の中でスタンダードに置きたい」と考えている。

 対戦した選手たちはすでにイングランドプレミアリーグなどに戦いの場を移している選手も。だからこそ、ユースレベルでできることに満足すること無く、上月は次のステージでの戦いを見据えている。

「ユースでは手応えも感じているので少しでも早くJリーグでデビューしたい。イングランドの選手もプレミアでデビューしていたりするので自分もJリーグでデビューしないとめっちゃ遅いと思う。(世界一のプレーヤー、ワールドカップ優勝という)夢から逆算したら今ここのレベルでやっているのは遅いと思いますし、それを考えたらトップに早く出たいです」

 京都U-18の先輩で現日本代表のFW久保裕也は高校3年時にJ2で10得点をマーク。そしてA代表へと駆け上がった。「(久保の高校時代の活躍は)凄く自分の中で意識していて、自分最近全然結果を残していないですけれども、久保選手のように高3とか関係なくトップで出て活躍してオリンピックのメンバーとかに絡んでいきたい」。今年1月にトップチームへ2種登録された上月は、久保のように高校3年生のシーズンでの活躍で未来を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)●富士ゼロックススーパー杯2018特集

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