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[MOM2426]FC東京U-18MF天野悠貴(2年)_「面に当てた」スーパーボレー!! 逆足クロスで先制弾もアシスト

ゲキサカ / 2018年2月12日 12時46分

3得点目のボレーシュートを叩き込んで喜ぶFC東京U-18、MF天野悠貴(2年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.11 東京都クラブユース選手権3位決定戦 FC東京U-18 4-1 町田ユース 味フィ西]

 逆足クロスで先制ゴールを呼び込むと、目の覚めるようなスーパーボレーで得点も記録。指揮官も「今日のマン・オブ・ザ・マッチでしょう」と推挙する大活躍だった。1得点1アシストのFC東京U-18MF天野悠貴(2年)は、自身が決めたチームの3点目を「気持ちよかったです」と笑顔で振り返った。

 町田ユースとの3位決定戦にボランチで先発した天野は前半12分、セットプレーの流れから「自己判断」で左サイドを駆け上がると、「しっかり面に当てて蹴った」という左足クロスでFW今村涼一(2年)のヘディングをアシスト。序盤は相手にビッグチャンスをつくられていただけに、試合の流れを引き寄せる貴重なプレーだった。

 さらに前半40分のプレーは圧巻だった。今村の右CKが相手DFにクリアされると、こぼれてきた浮き球に合わせてPA外から右足を一閃。落ち着いたフォームで繰り出されたシュートはゴール右隅に向かって鋭い軌道を描き、見事にゴールネットを揺らした。

「リラックスして面に当てれば入るとあらためて思いました。蹴った瞬間に『来たな』と思ったので、もうゴールは見なかったですね」。そんな“自画自賛”の一撃には佐藤一樹監督もびっくり。「そこにストロングがある選手ではないですが……」と苦笑いも見せつつ、「非常に気持ちよくプレーしていましたね」と目を細めていた。

 本人いわく「練習でもあまり決まったことがない」というシュートではあったが、たんなるラッキーゴールではない。「世界のクラブチームを見ても、シュートを蹴ってプレーを終わらせている」とフィニッシュへの意識は日頃から高めており、「蹴って終わらせれば入る可能性もありますから」とイメージは持っていたようだ。

 さらにこの日の活躍の裏には「もっとできると思っていたので後悔した」という1週間前の出来事があったという。右サイドバックで先発したグループリーグ最終節の三菱養和SCユース戦(●0-4)では指揮官から「撃沈していた」と低評価。「あの試合でイチからやり直して来ることができた」。名誉挽回を期して臨んだ一戦で見事に結果を残した。

 新シーズン初めての公式大会を良い形で終えた新3年生の目標は、高円宮杯プレミアリーグ初優勝を含む2冠を達成した“昨年超え”だ。「最上級生が少ない学年ではあるけど、去年のチームを超えて行けるようなチームにしたい。そのためにはみんながキャプテンのつもりで息を合わせてやっていこうと思っています」。同じボランチのMF寺山翼主将(2年)をプレーで支えた背番号26は、チームのリーダーシップをも担う覚悟を見せていた。

(取材・文 竹内達也)

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