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三菱養和SCユース、9年ぶり東京制覇!! FC東京U-18に続き、東京Vユースにも完封勝利

ゲキサカ / 2018年2月12日 12時46分

9年ぶり優勝を果たした三菱養和SCユース

[2.11 東京都クラブユース選手権決勝 三菱養和SCユース 2-0 東京Vユース 味フィ西]

  第19回東京都クラブユースサッカー(U-17)選手権大会は11日、味の素フィールド西が丘で決勝戦を行い、三菱養和SCユースと東京ヴェルディユースが対戦した。堅守を見せた三菱養和が2-0で勝利し、2009年大会以来9年ぶりの優勝を果たした。

 三菱養和は4日に行われたグループリーグ最終節のFC東京U-18戦(○4-0)に続いて、2試合連続でJユースの強豪を破っての王座奪還となった。増子亘彦監督が「調子に乗っちゃうヤツが多いので締めてきました」と話したように、大勝の次試合にも油断した様子はなし。東京Vのパスワークにも「スペースを与えず守ることができた」と満足のいく内容となった。

 もっとも、序盤は相手攻撃に食いつく場面が頻発し、危険なピンチをつくられることもあった。それでも「前から行っても取り切れないから、ステイすることにした」(MF冨久田和真、2年)とピッチ内の話し合いで守備システムを変更。その結果「前半10分からは落ち着いて対応できた」(増子監督)という流れをつかんだ。

 すると前半36分、三菱養和がビッグチャンスを呼び込む。左サイドを攻め上がったDF廣川虎太郎(2年)がクロスを送り、ファーサイドでFW栗原イブラヒムジュニア(1年)が頭で落とす。こぼれ球に反応したMF林壮真(2年)、FW勝浦太郎(2年)が立て続けにゴールを狙った。

 そして直後の前半37分、ついにスコアが動く。相手DFのシュートブロックで獲得したCKの流れから、右サイドをDF宮嶋俊弥(2年)が切り込んでクロス。PA内でボールを受けた栗原が左に持ち出して、低い弾道の左足シュートを狙うと、ボールはGK佐藤篤輝(1年)の脇をすり抜けゴールへ吸い込まれた。

 前半を1点ビハインドで終えた東京Vは「緊張感なのか、気負いなのか、『サッカー』ができなかった」(永井秀樹監督)という今ひとつの出来。そこで「相手のラインが高かったので裏に抜ける」という狙いを共有し、FW松橋優安(1年)を投入した。また、MF山本理仁(1年)をアンカーに配置するなど、布陣にもテコ入れを施した。

 すると、東京Vが徐々にペースを取り戻していく。後半20分、DF綱島悠斗(2年)のロングボールのこぼれ球から松橋がシュート。これは相手DFに阻まれたが、その後も中盤で山本が違いをつくり、前線とアンカーの役割を自在に担ったMF森田晃樹(2年)を中心に攻撃の糸口を探った。

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