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[新人戦]筑陽学園が神村学園を1-0撃破!九州新人戦をプリンス九州、宿敵からの勝利に繋げる

ゲキサカ / 2018年2月18日 7時13分

前半21分、筑陽学園高FW赤司匠主将が決勝ゴール

[2.17 九州新人大会予選リーグ 神村学園高 0-1 筑陽学園高 宮崎県総合運動公園ラグビー場]

 平成29年度第39回九州高校(U-17)サッカー大会予選リーグ第1節と第2節が17日に行われ、第1ブロック第2節では、筑陽学園高(福岡2)がFW赤司匠主将(2年)の決勝点によって選手権16強の神村学園高(鹿児島)に1-0で勝利。ともに戦績を1勝1敗とした。18日には予選リーグ最終節が行われ、筑陽学園は宮崎日大高(宮崎2)、神村学園は大津高(熊本1)とそれぞれ対戦する。

 シュート数は神村学園が11対2と圧倒。ただし、MF小川大輝(2年)やMF井伊凜太朗(2年)、MF古賀勇貴(1年)らが中盤での1タッチ、2タッチパスも交えてボールを動かし、相手の背後を狙い続けた筑陽学園が少ないチャンスを活かして1-0で勝利した。

 前半、後方からボールを繋ぐ神村学園はCB深港壮一郎主将(2年)とCB島田龍也(2年)の両CBのロングキックやMF大高聖也(2年)、MF和田駿斗(2年)、MF則松卓也(2年)の推進力あるドリブルなども交えて筑陽学園の守りに揺さぶりをかける。そして、前線のコンビネーションからシュート。19分には長身ボランチ・MF隈元聖也(2年)の右足FKがクロスバーを叩いた。

 押し込まれる展開となった筑陽学園だが、21分に先制点を奪う。CB吉村颯真(1年)が頭で跳ね返したボールで相手DFラインと入れ替わった赤司が、そのまま持ち込んで右足でゴール。自分の特長について「泥臭さしかない」と即答するエースストライカーの一撃で先制した筑陽学園は、直後に神村学園MF和田の決定的なシュートをGK野中友椰(1年)がファインセーブで阻止すると、その後も183cmCB栗原幸一郎(2年)と179cmCB吉村を中心に粘り強く守り続ける。

 赤司やMF井手口蓮(2年)が鋭く縦を突く怖さも見せていた筑陽学園だが、後半もシュート数を増やすことはできなかった。対して、例年以上に大型選手の並ぶ神村学園は焦れずに後方からボールを動かし続け、終盤には高さも活かしてゴールに迫る。だが、筑陽学園の守りは最後まで崩れず。「(0-2で敗れた初戦は)大津ということで気持ち的にも消極的になってしまって、シュートも打てていなかったし、前も向けていなくて神村戦では修正してやりました」(赤司)という筑陽学園が1-0で勝った。

 今年、筑陽学園はプリンスリーグ九州に復帰する。「プリンスリーグではレベルが上がるのでしっかりと質を上げていきたい」と赤司。プリンスリーグの厳しい戦いの中で力を磨き、昨年の新人戦、インターハイ予選、選手権予選と全て決勝で敗れている東福岡高にリベンジして全国に出場することが大目標だ。赤司が0-3で敗れた福岡県新人戦決勝で「プレーの切り替え、走力、フィジカル面で力の差を感じました」と振り返る差を詰めていくだけ。今回、大津高や神村学園という強豪校と好勝負を演じている九州大会で勝ち上がり、自信をつけて今後の大会に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)

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