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「フェイクニュースだ」、ミランオーナーがクラブの財政危機を否定

ゲキサカ / 2018年2月22日 16時9分

ミランの財政危機について、オーナーが真実を語った

 ミランの財政危機について、同クラブのオーナーであるリー・ヨンホン氏が否定のコメントをした。21日、英『フォーフォートゥー』が伝えている。

 リー氏のロッソネリ・スポーツ・インベストメントグループは、昨年4月に7億4000万ユーロ(約976億円)でミランを買収。昨夏には2億ユーロ(約264億円)以上を投資して、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチなどビッグネームを獲得した。しかし、その財政状況は厳しく、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場できない場合、1億ユーロ(約131億円)という財政赤字になるという情報も伝えられていた。

 イタリア『コリエレ・デラ・セラ』によると、リー氏は負債を帳消しにするため、母国の中国にある資産をオークションに出しているという。ミランの公式サイトでリー氏は憤りのコメントを伝えており、今回の騒動でミランと自らの家族に「深刻なダメージを受けた」と語った。

「メディアの一部が無責任にフェイクニュースを流したことで、クラブや会社、私の家族、そして私自身、深刻なダメージを受けている」

 リー氏は「なぜこういう報道がされるようになったのか、その目的はわかっていない」と困惑を隠せない。「クラブは深刻なダメージを受けてしまい、私の会社や家族も同様だ」と被害について打ち明けて、「だから今置かれている状況を説明したい。これが最後になるといいのだが。私の資産については無事だ。クラブや会社も、いつも通り動いている」と誤解されている財政状況に問題がないことを強調した。最後にリー氏は力強く語る。

「今出回っているニュースはまったくもって事実ではない」
●セリエA2017-18特集

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