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2年連続同カード開幕、横浜FCvs松本は大熱戦のドロー決着…50歳最終戦のカズは出番なし

ゲキサカ / 2018年2月26日 14時42分

横浜FC対松本はスコアレスドローに終わった

[2.25 J2第1節 横浜FC 0-0 松本 ニッパツ]

 J2リーグは25日、2018シーズンの開幕戦を各地で行った。横浜FCはホームで松本山雅FCと対戦し、互いに多くのチャンスをつくったが0-0で引き分けた。26日に51歳の誕生日を迎えるFW三浦知良はベンチ入りを果たしたが、ピッチに立つことはなかった。

 昨年2月26日に行われた昨季開幕戦に続き、2年連続での同会場同カード対戦。勝利の再現を狙う横浜FCはGK山本海人(←千葉/期限付き移籍)、DF武田英二郎(←湘南)、MF渡邊一仁(←岡山)の新加入選手3人が先発に名を連ねた。昨季の対戦で決勝ゴールを挙げたMF野村直輝もスタメン入りし、元日本代表のMF松井大輔はベンチスタートとなった。

 プロ生活33年目のシーズンを迎えた“カズ”にとっては50歳最後の一戦。昨年3月12日のJ2第3節・群馬戦で50歳14日でのゴールを記録し、後に「リーグ戦で得点を決めた最年長のプロサッカー選手」としてギネス世界記録に認定されたことで、自身の“世界記録”更新にも期待がかかった。

 一方の松本はGK守田達弥(←新潟)、DF浦田延尚(←愛媛)、MF藤田息吹(←愛媛)、FW永井龍(←名古屋)の他、昨季は特別指定選手として8試合に出場したDF下川陽太(←大阪商業大)、3年ぶり復帰となったMF前田直輝(←横浜FM)の新加入組6人がスタメンに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は序盤から激しく攻守が入れ替わる熱戦となった。松本は前半8分、右サイドを果敢にドリブル突破したMF前田直輝が倒され、FKを獲得。MFパウリーニョのキックが外れると、今度は横浜FCが攻めに出る。同11分、左サイドに流れたMF佐藤謙介のアーリークロスに反応したのは昨季J2得点王のFWイバ。ダイレクトシュートは空振りに終わったが、こぼれ球が足元に流れ、強烈な左足シュートでGKを強襲した。

 その後も両チーム共にボールホルダーへ激しくアプローチし、ときおり選手が倒れ込んでプレーが止まる場面が見られた。前半19分、松本はDFカルフィン・ヨン・ア・ピンのパスミスを奪ったMF田中隼磨が最終ラインのギャップを突く縦パスを配給。右サイドに流れたFW高崎寛之が受け、鋭いクロスを中央に送ったが、ゴール前に走り込んだ永井には合わなかった。

 前半30分前後からは横浜FCが主導権を握る。イバにボールを集める攻撃策が功を奏し、立て続けに危険なシュートを披露した。35分には、右サイドに開いたMF中里崇宏のクロスをゴール前でイバが収め、PA内左のスペースにパス。猛スピードで駆け上がった野村がシュートを狙ったが、DF橋内優也にブロックされた。

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