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今年はルーキー大豊作!! 開幕戦で出場、ベンチ入りした若武者たち

ゲキサカ / 2018年3月2日 18時0分

左から湘南MF松田天馬、G大阪MF福田湧矢、名古屋MF秋山陽介

 ついに幕を開けた2018Jリーグ(J3リーグは9日に開幕)。W杯イヤーの開幕戦で多くの若き才能がピッチに立ち、新風を吹き込んだ。開幕戦のピッチに立ったルーキー(2種登録含む)は18選手で、内訳は大卒ルーキーが12人、高卒ルーキーが4人(飛び級加入のG大阪MF中村敬斗含む)、2種登録が2人だった。

 その中で、開幕スタメンを勝ち取ったのは10選手。そしてMF松田天馬(22=湘南)、DF下川陽太(22=松本)、DFチェ・ジョンウォン(22=岡山)、DF阿部海大(18=岡山)の4選手はスターティングメンバーに名を連ねるだけでなく、90分間ピッチに立ち続けた。唯一、J1リーグでフル出場を果たした松田は1アシストを記録するなどインパクトを残し、「最後までプレーできて気持ち良かった」と自身の“記念日”に白い歯を見せている。

 また、阿部のように10代でJデビューを飾ったのは、MF福田湧矢(18=G大阪)、FW中村敬斗(17=G大阪)、MF藤本寛也(18=東京V)、2種登録のDF菅原由勢(17=名古屋ユース)、MF藤原志龍(17=徳島ユース)の6選手。福田は「自信になった」と胸を張り、“飛び級”で加入した中村は後半33分のミドルシュートを「イメージと体の動きが一致している」と冷静に振り返る。藤本は勝利に貢献しながらも「自分としては納得いっていない」と悔しさを滲ませるなど、それぞれがプロとして一歩目を刻んだ直後に胸の内を明かした。そして、「年齢は関係ない」(名古屋・風間八宏監督)と17歳ながらも開幕スタメンを託された菅原は、「心の準備はできていた」と90分間ピッチに立ち続けて開幕戦勝利に貢献している。

 開幕戦で出場を果たせなかったものの、J1で4選手、J2で8選手と計12選手がベンチ入り。その中にはMF郷家友太(18=神戸)やMF新井光(18=湘南)など高卒ルーキーの名もあった。デビューに近い位置にいるのは間違いなく、早い段階でピッチに立つ機会が訪れるかもしれない。

 多くのルーキー、そして若武者がデビュー飾ることになった開幕節を終え、2日、3日、4日には早くも第2節が各地で開催される。2日に行われるJ1リーグ3試合の先発メンバーはすでに発表され、湘南の松田が2試合連続でスタメンに名を連ね、川崎Fの守田がベンチ入りを果たしている。次は初ゴールを記録できるか――。注目が集まる。

■J1&J2開幕節で出場、ベンチ入りしたルーキー
(カッコ内は年齢、前所属)

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