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ターンオーバー不発C大阪、敵地でタイ王者に完敗…今季初黒星で公式戦4戦未勝利

ゲキサカ / 2018年3月6日 21時50分

C大阪は今季初黒星を喫した

[3.6 ACL第3節 ブリーラム・U2-0C大阪 ブリーラム]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のG組を戦うセレッソ大阪は6日、敵地でブリーラム・U(タイ)と対戦し、0-2で敗れた。C大阪は今季公式戦初黒星。公式戦は4戦未勝利となった。グループリーグの戦いは1勝1分1敗。第4節は14日に行われ、ホームでブリーラム・Uと対戦する。

 今年1月1日に天皇杯決勝を戦い、そして今季はACLとリーグを並行して戦うC大阪。今季の序盤戦を戦い抜く上で、過密日程をどう戦うかは避けられないテーマだ。

 1勝1分と好スタートを切ったACLの第3戦は敵地タイに乗り込んでの一戦。2日のリーグ札幌戦から先発メンバー全員を入れ替えるターンオーバー制を採用して、勝ち点3を目指しに行った。

 しかしいきなりの失点で出はなをくじかれる。前半2分、右CKを与えると、ニアでDFアンドレス・トゥニェスに頭で合わされ、あっさりと先制点を許してしまう。

 何とか反撃を試みるC大阪だが、やはり主力を温存する布陣は迫力を欠く。昨年のU-17W杯に出場、今季よりC大阪U-18から昇格したFW山田寛人らを中心にゴールに迫ろうとするが、同23分にその山田が左足つま先で狙ったシュートはタイ代表GKシワラック・テースーンヌーンの好セーブに阻まれた。

 さらに後半9分には追加点を奪われ、さらに苦しくなってしまう。左サイドから10番MFジャッカパン・ケウプロムにクロスを上げられると、抜け出したFWエドガルに頭で流し込まれてしまった。

 C大阪はその後もなかなか反撃の糸口を掴めない。後半13分には山田がGKと1対1を作るが、シュートは相手GKに止められる。同23分にはFWヤン・ドンヒョンが倒されてゴール左でFKを獲得するが、MF田中亜土夢の直接シュートは枠を捕らえなかった。

 後半31分にはジャッカパン・ケウプロムがレッドカードで退場。数的優位となったC大阪は後半40分からは高卒ルーキーのFW安藤瑞季を投入。プロデビューをさせたが、最後まで相手ゴールを揺らすことは出来ない。ここまで2戦1分1敗だったタイ王者に初勝利を献上してしまった。
●ACL2018特設ページ

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