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登里、今季初得点も喜び半減…「結果に結びつかなかった」

ゲキサカ / 2018年3月8日 2時35分

DF登里享平が今季初得点も土壇場で追いつかれ、痛恨のドロー

[3.7 ACLグループリーグ第3節 川崎F2-2メルボルン・V 等々力]

 今季初ゴールも喜びきれなかった。川崎フロンターレは1-1で折り返した後半10分、DF登里享平が勝ち越しの2点目。しかし、試合終了間際に追いつかれて決勝点とはならず、「結果に結びつかなかった」と複雑な表情で話した。

 左サイドハーフで先発した登里が起用に応えるゴールを挙げた。息のあったワンツーで抜け出す形を何度もつくり、攻撃に参加。迎えた後半10分、DFエウシーニョのパスを受けたMF大島僚太が縦パスを入れ、抜け出したFW小林悠がPA内右からダイレクトでグラウンダーのクロス。走り込んだ登里がフリーで冷静に押し込んだ。

「ああいう形で点を取れたのは良かったけど、そのあとも追加点だったり、守りきるところだったり、チームとして明確にもっと詰めていかないといけない」。鮮やかなパスワークから攻撃を畳み掛けたが3点目は奪えず、これが最後に響いた。

「ラストのところはハードワークをしないといけないところだった。全体的にアプローチとか、寄せきれていない部分もあった」。2-1で迎えた後半アディショナルタイムにPKを献上し、痛恨の失点。つかみかけていた今季初勝利を逃した。

「試合の中でどうしてもつなぐところはあるけど、しっかりとクリアするべきところだった。流れを読みながら試合を進めてゲームコントロールしていかないと難しい」。最後に隙を突かれ、後味の悪い幕切れとなり、「あってはならないこと」と悔しさをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
●ACL2018特設ページ

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