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南野途中出場のザルツブルク、香川欠場のドルトムントに敵地で先勝

ゲキサカ / 2018年3月12日 11時0分

ドルトムントはホームでまさかの敗戦となった

[3.8 EL決勝トーナメント2回戦第1戦 ドルトムント1-2ザルツブルク]

 ヨーロッパリーグ(EL)は8日、決勝トーナメント2回戦第1戦を行い、MF香川真司所属のドルトムント(ドイツ)はホームでFW南野拓実の所属するザルツブルク(オーストリア)と対戦し、1-2で敗れた。左足首を痛めて離脱中の香川は公式戦6試合連続の欠場。ベンチスタートの南野は後半28分から途中出場した。

 ドルトムントは前半6分、FWマルコ・ロイスの右CKからファーサイドのMFアンドレ・シュールレが右足ボレーを放つが、クロスバーを越える。立ち上がりのチャンスを逃すと、その後、試合は膠着状態となり、互いにチャンスらしいチャンスをつくれない展開が続いた。

 ザルツブルクは前半40分、MFクサーバー・シュラーガーのスルーパスに反応したFWファン・ヒチャンが左足でシュート。至近距離でGKロマン・ビュルキが弾くと、こぼれ球に詰めたFWモアネス・ダブールのヘディングシュートもゴール前にカバーに入ったDFマルセル・シュメルツァーがクリアした。

 前半アディショナルタイムにはファン・ヒチャンのミドルシュートがポストを直撃。前半の終盤に立て続けにビッグチャンスをつくったザルツブルクはスコアレスで折り返した後半立ち上がりに試合を動かした。後半3分、右サイドからゴールライン際をドリブルで仕掛けたファン・ヒチャンがPA内に入ろうというところで後方からDFエメル・トプラクに引っ張って倒され、PKを獲得。これをMFバロン・ベリシャが冷静にGKの逆を突いてゴール右に決めた。

 貴重なアウェーゴールとなる先制点を奪ったザルツブルクは後半11分にも敵陣でシュメルツァーの横パスをカットしたMFアマドゥー・ハイダラがドリブルで持ち込み、右サイドに展開。DFシュテファン・ライナーがマイナスに折り返したボールをベリシャが右足でゴール左上に蹴り込み、2-0とリードを広げた。

 ホームでまさかの2点ビハインドとなったドルトムントは後半16分に2枚替え。MFマリオ・ゲッツェとFWミヒー・バチュアイを下げ、MFクリスティアン・プリシッチとMFマキシミリアン・フィリップを投入した。すると直後の17分、ロイスのパスから右サイドを駆け上がったプリシッチがグラウンダーのクロスを入れ、ゴール前に飛び込んだシュールレが体ごと押し込んだ。

 1-2と1点を返し、一気に勢い付きたいドルトムントだったが、同点ゴールが遠い。ザルツブルクは後半28分、シュラーガーに代えて南野を投入。同33分には縦パスを受けた南野が鋭い反転から右足でシュートを放つ。積極的なプレーで相手のファウルを誘ってFKを獲得するなど、2-1の逃げ切り勝利に貢献した。敵地で先勝したザルツブルク。ドルトムントはホームでの初戦を落とし、逆転突破を懸けて15日の第2戦で敵地に乗り込むことになった。
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